近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

ナスカの地上絵「新作」人物2人を山形大が発見!

2013年06月21日 | Weblog
今年これまでに見つかった画期的新発見を引続き紹介します。

山形大は平成4月12日、世界遺産「ナスカの地上絵」で知られるペルーのナスカ台地で、二人の人物が並んだ地上絵を新たに見つけたと発表した。
左側の人物が、右側の人物の体を切った場面の可能性もあるとしている、



写真は、山形大によると、左側の人物は縦約13m、横約7mで頭部が逆三角形。
右側は縦約14m、横12mで頭部は円形で、右側の人物は頭部と胴体の間に、大きな隙間がある。

ナスカ研究所副所長によると「左の人間が右の人間の首を切ったようにもみえる」と云うが・・・。

ナスカ台地周辺で出土した土器との比較などから、紀元前400年から同200年の間に描かれたと推定される。

多くの地上絵は、地表の石などを取り除いて作った「線」で描かれているが、今回の地上絵は小石を積み上げたり、取り除いたりして描いているという。

2011年に山形大の研究グループが発見し、ペルー文化省に報告。今月初めにハワイで開かれた学会で発表したという。

地上絵が描かれた目的には諸説あり、山形大ナスカ研究所副所長は「今後もデータを根気よく集め、地上絵の謎や当時の人々の活動を明らかにしたい」と話したと云う。

山形大は2009年から現地で本格的な調査を始め、これまでに100点を超える地上絵を発見し、2012年には現地に研究所を設立したという。

上述の通り、ペルーのナスカ台地で斬首の場面を描いたともとれる新たな地上絵が発見されたが、ハチドリやコンドルを描いた地上絵より古いらしい。

2011年夏、ナスカ台地の中心部で同研究所メンバーが見つけ、レーザーを使って詳しく測量したと云う。

また、写真右の人物の頭部から出ている放射状の線は、現地の古い織物にもある図柄で、重要な存在を示すと考えられており、「ある種の儀礼行為の場面が描かれている可能性もある」という。

ナスカの地上絵は単体の動物や幾何学模様、放射状に伸びた直線が大半で、場面を描いたものだとすればほかに例がないという。