近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

大阪人気質 アメリカ村とは!

2007年04月05日 | 文化
今日は、日本では珍しい大規模なアメリカ村を取上げる。
大阪は「日本」の文化圏じゃないと云う偏見が、一部の外国人の間にある。
と云うのも、本来謙虚さ・つつましさが日本人のイメージであってみれば、大阪人はチョット違う。
ということが、大阪人はアメリカ人に似ていると云われる由縁かも。

肩肘張った東京人は付き合いにくく、大阪人のノリは馴染みやすいと云う。
大阪人はざっくばらんで、本音で付き合ってくれる辺りがアメリカ人好みかもしれない。派手で自己主張が強い、ファッションなどにも共通する点がある。

又大阪の街は、騒々しいほど賑やかで、アメリカ人には受入れやすく、現にアメリカ人訪問者が多い。





写真は、アメリカ村街頭昼間の姿で、下は三角公園の光景。

アメリカ村は、心斎橋近辺で、御堂筋より西側・長堀通より南側の地域を指す。若者文化の集積地で、「西の原宿」と呼ばれ、東京の原宿と六本木が一緒になったような印象と云う。



写真は、アメリカ村のたこ焼き店。
唯違うのは、たこ焼き屋の前には行列ができ、アメリカ村なのに、何故“たこ焼き”? でも大阪らしくて微笑ましい。

この地域に点在する店舗数は約2,500店とも云われている。
30年余り前までは、付近の百貨店の倉庫や住宅が並ぶ地域であったが、倉庫を利用して、アメリカ西海岸・ハワイの直輸入品やジーンズなどの古着を扱う店が増え始めたことから、「アメリカ村」と呼ばれるようになった。





写真は、アメリカ村の輸入雑貨・衣服店頭及びレコード店頭。
今や輸入雑貨・映画・スポーツクラブ・ファッション・レコード・レストランなどが立ち並ぶ若者・大学生の文化・流行の発信地となり、休日には20万人もが訪れると云う。

昼間は買い物客や観光客で賑わっているが、夜はCLUBに遊びに行く若者がうろうろしている繁華街に変貌。



写真は、アメリカ村夜の表情。
1990年代中頃から、異常な混雑・低年齢化、各店頭の大音響・建物に目立ち始めた落書きなど、街の荒廃が問題になり始めた。

更に2000年頃から、主として中高生向けの街となってしまったことを嫌った20歳代以上の若者層が、隣接する南船場・西側の堀江などに流れてしまったことで、アメリカ村は一時期より衰退傾向にあると云う。

最近では、治安回復を目指し、監視カメラの増設など治安改善への取組みが本格化し、失地回復に余念がない。
アメリカ村の復活・再生に期待したい。「ほんまでっせ!」



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