約2400年前の弥生時代前期のエノキの切り株が、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館で無料展示されている。
話題のエノキ株は、3年前、奈良県御所市の水田跡の隣から200本以上の埋没林の一つとして見つかり、約3年の保存処理を経てようやくお目見えとなった。切り株の幹は直径約80cmで、重さは約1.1tもあるらしい。
弥生人が火や石器を使って切った跡も残ると云う。
写真は、弥生時代のエノキ切株と橿原考古学研究所付属博物館に展示された同切株。
切り株には火を押しつけて黒く炭化した跡も発見。弥生人が切ったと思えば感動も一味違う。
博物館の人気展示物として根付きそう?
切り株は、平成22年の橿考研の発掘調査で、洪水による砂に覆われた状態で出土したと云う。
高さ1m・重さ1.1t・直径80cmで、根を含めた最大幅は5mに達する。根元付近を焼きながら石の斧でたたいて切り倒したとみられる。
調査で掘り出された後、奈良県生駒市の元興寺(がんごうじ)文化財研究所が合成樹脂で補強する保存処理を進めていた。
処理が完了したため、同博物館の玄関ホールで平成25年3月20日から特別展示されている。
話題のエノキ株は、3年前、奈良県御所市の水田跡の隣から200本以上の埋没林の一つとして見つかり、約3年の保存処理を経てようやくお目見えとなった。切り株の幹は直径約80cmで、重さは約1.1tもあるらしい。
弥生人が火や石器を使って切った跡も残ると云う。
写真は、弥生時代のエノキ切株と橿原考古学研究所付属博物館に展示された同切株。
切り株には火を押しつけて黒く炭化した跡も発見。弥生人が切ったと思えば感動も一味違う。
博物館の人気展示物として根付きそう?
切り株は、平成22年の橿考研の発掘調査で、洪水による砂に覆われた状態で出土したと云う。
高さ1m・重さ1.1t・直径80cmで、根を含めた最大幅は5mに達する。根元付近を焼きながら石の斧でたたいて切り倒したとみられる。
調査で掘り出された後、奈良県生駒市の元興寺(がんごうじ)文化財研究所が合成樹脂で補強する保存処理を進めていた。
処理が完了したため、同博物館の玄関ホールで平成25年3月20日から特別展示されている。