近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

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大阪人のマナー エスカレーターに見る東西文化差

2007年02月28日 | 文化
東京でエスカレーターに乗る度に、大阪は右側に立つのに、何故東京は左に立ち、右側を空けるのだろうかと疑問を感じる。
マナーの本には、「文明国ではエスカレーターは左を空ける」と明記していると云う。

ある説によると、大阪万博の時に、「世界の基準に合わせよう」と云うことで、左側を空けることに決まったとか。

従って大阪は文明国かと云うと、そうゆうわけではない。
というのは、世界では自動車は右側通行を採用しているため、追い越し車線に左を空ける習慣に習って、歩行者も左を空けるという理屈。



阪急梅田駅構内で、エスカレーター右立ち・左空けの歩行事情。
でも大阪の場合、日本の道路交通事情と合わないので、単に外国の真似をしただけということか? 日本人が良くやることではあるが・・・・・・。

むしろ東京の方が、自動車は左側通行・追越し車線は右を空けるという、国内の道路交通事情に従って、エスカレーターでも、追越し歩行者には右を空ける理屈に合っていることになるが・・・・・。

他にも諸説ある中で、「阪急電鉄」説があり、昭和42年、阪急梅田駅が現在地に移転した際に、長いエスカレーターをつけた。
そこで急ぐ人のために、左右どちらを空けるか問題となり、エスカレーターの使用状況を現場検証したところ、右手で手すりを持って立っている人が多く、「お急ぎの方のために左側をお空けください」とのアナウンスを流したのが始まりというもの。

人間は右利きが多く、利き手で手すりを持つ方が持ちやすいからという理屈は理解しやすいかも。人間は何故右利きが多いかの議論は、別の項に譲るとして、一言加えれば、生理学的に、心臓を守るために右利きの人は左寄りを歩くのが自然という理屈。
そういえば、神社の参道は自然と左側通行になっている?



写真は、東京の左立ち・右空けのエスカレーター交通事情。

ところで東京の「左立ち、右空け」の理由は、第二次大戦後、日本はそれまでの左側通行を改めさせられ、道路交通法により、「人は右側通行」と定められた。
規則を守る東京人は、与えられたルールを忠実に守っているとのことで、この点でも東西の気質の違いが見えて、なかなか面白い。

大阪でも「人は右側通行」を実行している人も見られ、エスカレーターの左空けの影響による左側通行と混合・混同して、地下街・繁華街の歩行者交通事情は左右まちまちで、今や収拾がつかないまでに各個人が好みに合わせている。
「あほな!」、「しょうもない!」
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大阪人のマナー 公徳心・犯罪・防犯

2007年02月27日 | 文化
最新のデータによると、大阪の刑法犯の発生件数は、全国の約1割を占め、人口比の犯罪率は全国でトップ。
殺人、強盗、強姦などの凶悪犯罪が増加しているが、凶悪犯の発生件数では、東京の方が未だ多い。

大阪は街頭犯罪(引ったくり・路上強盗・オートバイ盗など)が多く、ひったくりは29年連続、オートバイ盗は22年連続、車上ねらいは12年連続の全国トップなど、犯罪都市の汚名を被せられている。

刑法犯少年の割合は、東京についで全国で2番目、成人を含めた刑法犯総検挙数・補導人数の34%を少年が占めていると云う。
といことで、少年による街頭犯罪が多発しているし、少年による凶悪犯罪も増加中。

少年・少女が被害を受ける犯罪も深刻で、少年の福祉を害する犯罪として顕著なのが「出会い系サイト」を利用した、売春や覚せい剤密売を強要されるケース。このケースの被害者は、全体の74%が女子で占められていると云う。
又性犯罪、児童虐待も深刻化しつつある。

少年犯罪が多い原因を分析したところ、大阪のおばちゃんの油断、 不法駐車・駐輪が多いことからも分かるように、大阪人は順法精神が弱い点が挙げられる。
ひったくりの場合、加害者の犯罪意識も低く、軽いノリでできるお手軽行為という意識がある。

それと大阪の街の構造が平坦で、犯行によく使われる自転車を走らせやすいことや、通りから横道に一歩入ると入り組んでいて、自転車で逃げやすいし、 横道は街灯も少なく暗がりが多い等々、防犯環境が未整備。
又町内のコミュニティー意識が薄れ、お互いが隣近所のことに無関心になっている点も挙げられている。







写真は上から、いろいろな最新の防犯グッズ及び防犯広告など。

犯罪が多発している割に、大阪人ほど防犯意識が薄く、対策を講じないのも不思議である。
それに比べて関東では防犯意識が高く、犯罪に遭う迄に何らかの対策を講じる傾向にあると云う。

先ずは為政者・警察署・地域住民などを巻き込んで、防犯意識や関心度合いを引き上げて、総がかりで防犯に取組んでいくモラル高揚が喫緊の課題だと思う。
「なんぎやな!」
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大阪人のマナー 運転

2007年02月26日 | 文化
トラック・乗用車・二輪車・自転車、いずれも大阪では要注意オブジェで、自転車とて侮れない。特に近年、自転車に撥ねられる死傷事故が急増している折から、運転手のみならず、歩行者も自動車同様気をつけること。
私自身も数年前に、前方不注意で自転車に撥ねられ、入院沙汰の大怪我をしてしまった、痛い体験がある。

大阪だけの問題ではないが、新年になってから自動車死傷事故が急増している。昨年まで年々自動車事故が減少していたが、どうしたことか?
特に飲酒運転による死亡事故が際立つ。しかも地方自治体職員・先生・警察官・消防士など公人が仕掛けた事故が、連日のように報道されている。



写真は、運転マナーの危険・警告サイン。
特に大阪では、狭い路地であろうが、大通りだろうが、見通しが悪い交差点でも、停止線があろうがなかろうが、運転者それぞれが自身優先であるとの自己意識が強い。

譲り合う精神など甘えた根性は、ここでは通用しない。
一般社会常識云々より、「早いもん勝ち」の論理が優先する。

出会い頭に接触しようものなら、「われっ、何処見て走っとんねん!」と一カツを食らう。一旦停止を怠った本人でも、「先に言うた者勝ち」がまかり通っている。
赤信号から青に変わった途端、発進するのは素早いが、青から黄信号に変わっても停車するそぶりを見せず、ドンドン走って行く。
黄信号は「黄ぃつけて行けや!」とのことらしい。



写真は、大阪天神橋交差点で、終日雑踏した道路事情。

大阪人の運転マナーには、大阪人気質の「いらち」が濃厚に凝縮されている感じで、恐ろしい。
高速道路での運転は、余ほど自信がなければ、避けた方が得策?
いつまでも本線に入れない状況が続く覚悟が必要・・・・。「あほくさ!」

本線に入るポイントは、後方車を確認と同時に、一瞬の隙間を見つけて、ウィンカーと共にハンドルを切る素早いハンドル捌きがコツ!
でもこのコツを身につけるまでは、かなりの期間の習熟・体験が要るぞ!
「ええかげんにしいや!」
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大阪人のマナー 路上駐車

2007年02月25日 | 文化
大阪人気質について、「イラチで緩速歩行恐怖症」・「権威嫌いの目立ちたがり」・「美学より実利」・「法より損得」などと陰口を叩かれているが、一般的な常識人とはチョット違うようだ。

大阪人はひょっとして「外国人?」などと揶揄される始末だが、これから数回にわたり、大阪人のマナーについて振り返り、一部の大阪人は、一般的常識人と比べ、どこが・どう違うのか観察・分析してみたい。



写真は、駐車違反を防止する、あれこれの工夫。

先ずは路上駐車についてみると、平成18年6月の道路交通法改正以前のデータであるが、大阪市内には平均して11.5万台の瞬時路上駐車があり、うち9.9万台は違反車両で、交通事故・交通渋滞の誘発原因となっていると云う。

違法駐車は豪快で、民家の前・商店の前・駅のそば・二重駐車・路肩駐車など何でもありで、渋滞が起ころうと、事故が起ころうと、邪魔だろうと、彼らには一切関係ないと見られても仕方ない。

「何でやねん、ちょっとそこまで行っただけやん!」、「おれだけちゃうやんけ!」と、駐車違反をあて散らかそうとする言動は、路上駐車が、長年の間に根付いてしまった、一種の大阪文化みたい。

大阪で生きていくためには、特に車を生活手段とするなら、上手な縦列駐車は必須科目で、これに合格しないと、駐車禁止地区への駐車は不可能なほど、駐車違反車が二重・三重と詰まっていると云う。

駐車禁止地区に止めるから悪い、なんていっていたら商売にならないし、むしろ捕まるほうが悪いという論法で、反省の弁など論外。
常連に路上駐車を止めさせるには、重い罰則しかない。



写真は、駐車違反取締り強化のポスター。
平成18年6月の道路交通法改正により、民間の駐車監視員の導入、駐車違反の取締り強化で5分以上の放置で即アウト、車の所有者が違反金を払うべし等々の取締り強化で、その効果が浸透してきた。

「迷惑駐車」が代名詞だった大阪市内の道路は、随分と姿を変え、御堂筋など幹線道路では違法駐車が、7割近くも減るなど違反車両が激減し、 今のところ取締り件数は例年並みにとどまっていると云う。

あれだけ強気だった路上駐車の常連も、諦めムードで、駐車マナーもグローバルスタンダードの仲間入りができるかどうか、もうしばらく見守ろう!
「しょうもない!」

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大阪人の価値観 グローバルスタンダード?

2007年02月24日 | 文化
大阪人の強みの一つは、「オープンに、ストレートにモノを云い、自己主張が強く、且つ笑いを意識している」点で、グローバルな世界でサバイバルするのに必要な資質を持っていると云える。

通訳業を専門にしている大阪人の体験談によれば、日本語の標準化訛りの英語より、大阪弁訛りの英語の方がネイティブに伝わりやすいとか。
外国人が多少珍しくても、大阪人は、決して自分を変えて接することはしないで、 普段通り、日本人と接しているのと同じように話すことが、かえって外国人に喜ばれると云う。着飾るより、普段着が似合う大阪人のイメージ。

日本語ができるかどうか確認せず、最初から日本語で話すことが、本当の自分を相手にぶつけることになり、アメリカ人などもそういうところがあるので、意思疎通が出来やすいと云うが・・・・・・・・。

ところで、大阪人のアイディアマン振りは周知の事実だが、特に外国でも人気がある、カラオケや回転寿司も大阪発の発明で、他にもインスタントラーメン・スーパーマーケット・駅の自動改札など、省エネ・効率化をテーマにした、アイディアを得意としていると思う。



写真は、“グローバルスタンダード”をイメージしたサイン。
合理性・簡素化は大阪人の生活信条であり、今後とも外国に受けいれてもらい易い、発明・情報発信を大いに進めて、グローバルスタンダードを本物にして欲しいと願う。

一方で、「おれおれ詐欺」・「マルチ商法」など余り感心しない、知能犯的ハプニングも大阪発で、「狡賢い」大阪人気質が、悪い方に発揮されてしまった結果か?

合理性を売りにした大阪人気質で、昨今浮ばれない関西経済を元気付けてもらいたいですね。
「どうでっか!」

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大阪人の価値観 金銭感覚

2007年02月23日 | 文化
最近出版され、下記に紹介している書籍によれば、「関西人は基本的に善悪で物事を考えるのではなく、損得で物事を考える。」とのこと。
この考え方に立てば、大阪で駐車違反がやたら多いことが説明できるし、納得してしまう。



写真は、“金銭感覚”を題材にした、中学生・高校生のための書籍。
金銭感覚について、大阪人に対して「東京人は善悪で物事を考える。」見たいにとれるが、そうではなく、東京人の価値観は、「粋か、野暮か」或いは今風に「カッコ良いか、悪いか」でもよい。

東京浅草に代表される下町っ子、いわゆる“江戸っ子”の価値観は、「粋であること」・「カッコ良いこと」が大事であったと考えられる。

「野暮」とは、「規則だから守る」のではなく、「野暮でカッコ悪いから、しけた事はしない。」という意味。しつこく損得に拘るのは野暮なこと。
「野暮」は、大阪では「無粋」と云う言葉が当たるみたい。

又大阪人は遠慮と云う言葉を知らない。街頭で「ティッシュ」を配っていれば、「兄ちゃん、もっとちょうだい」とねだるが、東京人はノリが悪く、必要ないティッシュはもらわない。
大阪人はケチではなく、ノリが良い。

例えば、大阪人のブランドに対する認識は、「品格」よりも「価格」に重点を置き、「ルイヴィトンやシャネル」は「メーカーもん」として括り、「メーカーもん」の次は「安もん」しかない。
ブランドものは高級品ではなく、値段が高い品物で「メーカーもん」と見て、高級品でも安かったら「安もん」になる。

大阪人は、安く買ったら「メーカーもん」でなくても、絶対自慢する。
安ければ安いほど自慢したがるのは、大阪人の特性で、東京人は安く買えば恥ずかしくて、自慢できないカッコやり。



写真は、大阪人のがめつさをテーマにしたイラスト。

例えば大阪女性が衣服を褒められた時に、衣服そのものより「それを如何に安く買ったか」と云うことに焦点が移り、「すごい」・「見えない」と褒められた時に、満足感をくすぐられることになる。
大阪の場合、値段を聞くのは失礼とか、聞きにくいということもないらしい。

全国に店舗がある百貨店のデータによると、売上げ全体に占めるバーゲンの割合は、大阪が3割vs.東京が2割と云うが、分かるような気がする。
要は、大阪人はがめつく、なかなか堅実で、現実主義を生活信条としていると云える。
「ええやん!」

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大阪人気質 実利主義・厚かましさ

2007年02月22日 | 文化
大阪人はモノを買うとき、ゲーム感覚で楽しく値切る。
ダメ元精神で、「なんぼになるの!」とか「チョット勉強してや!」とか「端数を負けてくれへん!」と言葉のキャッチボール的軽い気持。
値切る場合、デパートなどでは無理で、相手を選んでのこと。

相手が驚くような値段で買ったことを自慢し、見栄よりも実質を尊ぶ。
大阪人の値切る慣習から、店側もあらかじめ値切られることを前提に、はじめから少々高めに価格を設定していることから、逆に値切らないと損をする。
総務省の統計調査のうち、世帯一ヶ月当たりの衣料費部門では、大阪は47都道府県中37位で、やはりがめつく、始末をしているのであろうか・・・・・。

商都・大阪の商人は、金銭感覚が発達しており、売買差益が商売の決めてであればこそ、収入を上げるか、支出を制するしか、生き残れない。
「厚かましい」点は、商人気質に影響されていると見られ、自分の腕一つで稼がなければならないため、自分の言い分・自己主張はしっかり持たなければやって行けない。

東京人はプライドが許さないのか、値切る行為は、恥ずかしいことと一般的には歓迎されないようだ。
武家社会で育った“お江戸の精神風土”を引き継いでいると思われ、安い買い物をしたことを恥じとする基本心理が働いていると云える。

大阪人はケチだから値切るというより、店員とのコミュニケーションを楽しむ感じで、決してたいそうには考えていない。
他人との会話が楽しく、酔っ払いとでも会話に入っていくのが大阪人で、真面目に相手の話を漏らさず聞こうとする気風がある。
初対面でも遠慮は要らない。「ちょっと、にいちゃん!」と第一声を発する。
なめられないように出会うのが、大阪人のルールで、何せ厚かましく・なれなれしいの一言に尽きる。

ズバズバモノを言う代わりに、余り腹に持たないが、諦めも早く、あっさりしている。
この人懐こさが、浪速の街のコミュニケーションの取り方で、余計な振舞いは要らない。東京人より大阪人の方が、付き合いやすいはず。



写真は、“大阪人のプライド”本渡 章著をご参考に!
又大阪人はプライドを持っても、一切恥じることはないと信ずればこそ、世界中どこへ行っても、大阪弁で通す心意気。
悪口を言われても、へこたれないで、「でもやっぱり、すきやねん!」を通すのが大阪人。

日本では地方から東京に出ると、“地元弁”ではカッコ悪いらしく、嫌でも東京弁に切替えると聞く。「さよか!」

最後に大阪人は「自分好き」で、誰とでも仲良くなれる反面、他人には余り興味がなく、その場限りで「広く浅い付き合い」を好む傾向が強い。
又外者には閉鎖的で、親密な付き合いが出来るようになるまでには、結構期間を要すると云う。
「すんまへん!」

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大阪人気質 派手な身嗜み・品性

2007年02月21日 | 文化
今日は、女性を中心に、派手な身嗜み・ファッションについて見ていきたい。
商店街の衣料品店を覗くと、「こんなの誰が着るの?」といった原色の衣服・派手な柄モノが並んでいる。

大阪人は、一般的に色彩が濃く、けばけばしく人目を引くデザイン好みに対して、東京人は渋く、粋がよい服装・着こなしが受ける。

大阪下町のマダムは、トラやヒョウ柄の衣服や小物にもコテコテ・ピカピカのもの、例えばイミテーションの宝石などキラキラなアクセサリーを身につけ、真っ赤なマニキュアを塗るなど、目立ちたがりとしか言いようがない。



写真は、大阪のおばちゃんを揶揄したもので、借り物だが、とても可愛らしい。
又大阪の女性は厚化粧でも有名で、化粧品店の数は、東京を凌いで、全国第一位とか。

大阪では、「みなに分かってもらわな損」とばかりに、ブランドのロゴがハッキリ分かる、でかいものを好んで身につけると云う。
日本の中で、唯一外国と揶揄されるほど、大阪は変わっているように見えるらしい。

東京人は、ロゴはさりげなく分かる程度の方が好まれていると聞くが・・・・・。大阪人装着のブランド品は他人に見せるためにあるから・・・・・・。

又大阪の女性は、特にブランドモノを如何に安く手に入れたかを競い合い、自慢する。
そして言葉づかいも悪く、態度は横柄で、海外でも場所をわきまえず、大騒ぎをしている姿は、日本の恥さらしとも、品性を欠くとも陰口を叩かれる。

大阪ミナミで大阪人の印象について、アンケート調査をした結果では、「あつかましい」が71%、「ど派手」は68%、「よくしゃべる」は96%、「信号を守らない」が83%、「値切る」は78%等々、予想通りの結果だが、そんな人たちはそれが良いと答えていたと云う。

チョット話題は変わるが、言葉の略し方にも東京人とは違う、大阪人の気質が現われて面白い。
例えば、ハンバーガーチェーンのマクドナルドは、大阪では「マクド」に対して東京は「マック」、ケンタッキーフライドチィキンは、大阪は「ドチキン」に対して、東京は「ケンタ」とか、ミスタードーナッツは大阪で「ミスド」など。
大阪人は「ど根性」・「どアホウ」に見られるように、「ど」の音に強い郷愁を感じているようだが、東京人から見ると、大阪人はダサい感じで、とても美味しそうな響きではない。
「しょうもない!」

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大阪人気質 イラチ文化のもう一面

2007年02月20日 | 文化
今日は、大阪人の典型的行動様式である“イラチ”を“言葉”で見てみたい。
先ず言葉をなんでも短縮形にしてしまうイラチ振りは、大阪人に顕著。

例えば、地名では「谷町9丁目」→「谷九」、「南森町」→「南森」、「天神橋6丁目」→「天六」、「梅田新道」→「梅新」、「上本町6丁目」→「上六」等々、正式名称より定着しているから不思議。
地元以外の人に道筋を聞かれ、教えても先ず分かるまい。大阪人同士の生活感を表していると云える。

商業施設でも「ソニープラザ」→「ソニプラ」、「フェスティバルホール」→「フェス」、「アメリカ村」→「アメ村」等々と短縮化され、手っ取り早いが、チョットアクが強い感じ。




写真は、大阪弁までちぢめてしまう大阪人。
代表的な大阪言葉は、何と言っても“ほんま”・“めっちゃ”などの短縮形。

又大阪人のイラチ振りを良く表した「はよ」と云う言葉は、「早く」を手短にしたもの。ほんのコンマ数秒の遅れが許されないといったところか?
「はよ、せえ!」、「はよ、せんかい!」「はよ、はよ!」の連呼など。

大阪府内の名字を見ると、吉田・山田・前田・上田・池田・岡田・藤田など、「田」の字のつく名字が多い。
西日本の他県でも同様で、東日本より稲作が盛んであったことを示している。新たな発見として注記したい。



写真は、森岡浩著“日本人の名字ランキング”参照。
ところで人気名字について、東京と大阪の上位3傑の名字を比較してみると、例えば東京ではベストスリーが鈴木・佐藤・高橋と、比較的画数が多いのに対して、大阪は田中・山本・中村のように、画数が少ない名字が多い。

明治時代になって平民が名字を名乗るに際して、形式・身分を重んじる武士の都市であった東京に対して、商人の町・大阪人は合理性を重視して、画数の少ない名字をあえて選んだと思われる。

言葉一つをとっても、歴史・地域性・文化の違いなどを如実に表している点は、注目に値する。
「ほんまでっか!」
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大阪人気質 “もったいない”イラチ文化

2007年02月19日 | 文化
今日からは数日かけて、「大阪人気質」について、社会現象・生活慣習を具体的に概観しながら、考えてみたい。チョットした驚きに出会うかも。

先ず主題の如く、大阪人の“もったいない”と云う気持に基づく行動原理について観察してみる。
通勤・通学時の歩くスピードの異常な早さに驚く。エスカレーターであろうと、ムービングウォークであろうと、早歩きか、もしくは我先にと駆ける。

又車の運転に際しても、混んでいる中でも更に詰めてくる運転手が多いのに驚く。空間は、無駄がないように詰めないと気がすまない様子。

歩道の信号機では、大阪人のイラチを鎮める工夫が凝らされている。



写真は、残り時間付きの歩行者信号機。
歩道では、場所にもよるが、信号機の横に残り時間を示すボードが付けられ、信号切替えまでの残り時間を示すことで、一歩でも早くスタートできるようにイラチ気質をサポートしている。

又クルマさえ来なければ、赤信号でも渡る人をかなり見かける。
一説によると、大阪での信号の意味は、青は「絶対に行け」、黄色は「早く行け」、赤は「止まろうや」と云う考えと云う。歩行者信号は目安みたい。

それから大阪人は自分の前の信号を見ずに、左右の信号か、車の止まり具合を見てスタートを切ると云う。

大阪の駅で電車・地下鉄を待ち合せる場合、電車の位置を確認できるように、駅名や駅間の印が点滅する。
例えば、走り出した前駅と次の到着駅間の印が点滅することで、到着が近いことを教える。到着即乗り込みに万全を配する。

東京では「前の駅を出ました」程度の情報提供なのに、大阪人のせっかち気質に合わせている。ここまでやるかと云うほどの親切振り!「ええやん!」

よく言えば、商売人のDNAを持つ大阪人は「時は金なり」とばかり、素早い行動パターンが定着している?
悪く言えば、「早い者勝ち」を行動原理としているだけに、時として我先にと譲らない・並ばない悪習も散見される。

「歩行者は左側通行優先」の理屈は、世界一歩くスピードが早いと評判の大阪人は、追い越し歩きが当たり前のため、自然に左側を空けるのに対して、東京人はもう少しのんびりしているので、追い越し歩きは少数派と考え、右側を空けるとのこと。更に田舎はもっとのんびりしているので、空ける習慣を持たないという理屈。「ほんまでっか!」
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大坂の伝統上方文化 「大坂らしさ」は何処へ?

2007年02月18日 | 文化
今まで検証してきた、大坂の伝統上方文化について総括すると、一言で云えば、大坂らしい風土・土壌があればこそ、成立し・浸透したと云える。

「大阪人に歴史上の人物で一番尊敬できる人は誰ですか?」という質問に、ほとんどが、「豊臣秀吉」又は「織田信長」と答えると云う。
「徳川家康」と答える人は、ほとんどいない。大阪人にとって、天下を取ったかどうかは関係なく、むしろ政府や政治の言いなりにならないという意思表示であり、好き嫌いをハッキリ見せ示していると云える。

そこで、視点を変えて、最近の一般市民生活を覗いてみよう。
東京人の大阪人に対するイメージには、お笑い・たこ焼き・食い倒れ・道頓堀・派手なファッション・押しの強さなどが一般的に挙げられているが、中でも押しの強さは、個性の強さであり、押し付けられることに抵抗する、反骨精神でもある。

大阪人はお上嫌いであり、何事も鵜呑みにしないで自分で考え・自分の言葉で表現する、いわば独創性が求められている今日の時代にぴったりと云える。



写真は、大阪らしい、ネオンが眩しい、賑わいの街・道頓堀通り風情。

個性の強さが大阪人気質の一つであり、「大阪らしさ」でもある。
裏返せば、個性が強いだけに、相手の個性も認め、国際的にも開かれ、異質なもの・多様なものへの関心と寛容な精神を持ち合わせているとも云える。
チョット持ち上げ過ぎたかもしれないが、以上がグッドイメージの大阪人である。

他方で、「大阪」が「関西」のイメージの足を引っ張っていると云われたり、東京では飲食店が「関西風」だとイメージが悪いので、「京風」の看板を掲げると云われたり、「大阪風」と云うと人が入らないので、たこ焼きですら「京風」に切替えると云われたり、散々である。

又「大阪」ファッションと云うと、何かけばけばしい、こてこてのおねえさん・おばさんが連想され、「神戸」ファッションと云うと、おしゃれなイメージが抱かれる。

イメージが悪ければ、人も集まらないし、人が集まれなければ、都市として機能しない。現実に観光客は、大阪を素通りして、京都・神戸に行ってしまうほどで、大阪人にとっては屈辱的で・深刻な課題を突きつけられている。

加えて、大阪人らしい、グッドイメージも昨今本来のパワーが感じられないとのクレームが付けられている。
新しいことにチャレンジするより、安心できる旧来の手法に留まる傾向が目立ち、保守的に流される、無理嫌いな点が気になる。

昔ながらの付き合いや人情を重んじるのは、大阪人の魅力ではあるが、思い切って手馴れた過去を捨てて、しがらみに囚われない勇気・チャレンジ精神の復活が大いに望まれる。

最近の大阪では、新規開拓の営業が益々難しくなっていると聞くし、商店街を見ても、出店舗の目まぐるしい変わりようは尋常ではない。
競争原理が働いて、経済原則的にはヘルシーなバロメーターではあるが、一面「なにわど根性」気骨は、「どこへやら」と泣けてくる。

今こそ大阪人のあつかましさ・「かまへん!」ど根性復活が喫緊の課題。
「ほんまにどえらいこっちゃ!」

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大坂の伝統上方文化 「えべっさん」祭り

2007年02月17日 | 文化
大坂の祭りと云えば、先ず「えべっさん」であり、毎年1月9日~11日の間行われ、9日の「宵戎」、10日「十日戎」、11日「残り福」と呼ばれ、本命は十日戎。

関西中心に「恵比寿神」を祭る神社で行われるが、特に有名なのは、「えべっさん」の全国総本社、兵庫県西宮市西宮神社の「西宮戎」や、大阪浪速区の「今宮戎」で、今宮戎神社は通天閣の近くにあり、平成19年1月の人出は三日間で101万人だったと云う。







写真は上から、今年の「えべっさん」祭り・宵戎の光景で、今宮戎神社本殿周辺の光景、及び福ザサを売り捌く福娘。

今宮戎神社は、聖徳太子が四天王寺を建立したときに同地西方の鎮護としてお祀りされたのが始まりと伝えられる古社。
漁業の守り神であり、海からの幸をもたらす戎神を祀り、創建当時、今宮戎の鎮座地は海岸沿いであったため、宮中に鮮魚を献進していたと云う。

最寄りの地下鉄駅から一方通行となった狭い横丁を歩き、今宮戎神社に到着するや、「商売繁盛で、笹もって来い!」っと、拡声器から流れ出るメロディー、ふくよかな「えべっさん」の顔、今年の干支・猪の絵馬を手渡している福娘、商売繁盛や家内安全を祈願して福ザサを買い求めるご家族、縁起物の笹や熊手を買い求める参拝者等々。





写真は、1km余に及ぶ道路両サイドにびっしり立ち並ぶ露店の賑わい。
たこ焼き・お好み焼き・イカ焼き・焼き鳥・箸巻き・ベビーカステラ・リンゴ飴などを食べ歩いている子供連れなど、商売に関係なくても、わいわい・わくわく賑やかで楽しい、新年早々のお祭り。

「えべっさん」とは「神様」のことで、全国的には「えびす様」で知られ、七福神の一人で、元々は持ち物の釣竿と鯛から分かるように海の神様であったが、後に商業・農業の神様としても信仰されるようになったと云う。

商人の町・大阪らしく、新年早々縁起を担いで、商売人や家族連れで大賑わい、人混みに呑み込まれてしまいそうで、大いに盛り上がる。
はたして今年の「げん」はどうでるでしょうか?「オモロイやん!」

ちなみに関東では商売繁盛の祭りとしては「酉の市」があり、「日本武尊」を祭っていると云う。

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大坂の伝統上方文化 祭り・行事

2007年02月16日 | 文化
ここでは古くから継承されてきた、祭り・行事を取上げてみたい。
大阪で祭りと云えば、「天神祭」で毎年7月24・25日に催され、1000年以上続く日本三大祭りの一つで、夜には数千発の花火が美麗を競うように打ち上げられ、祭りのムードは最高潮に達する。

「天満の天神さん」は村上天皇の勅願で創建されたと伝えられ、菅原道真公を祭る学問の神。受験シーズンの昨今は、合格祈願の学生たちで大賑わい。







写真は上から、天神祭りの賑わい、天満宮を背景にした祭り客、及び堂島川に漕ぎ出した、神鉾神事。

天神祭りでは、夏越祓い神事の後、船を堂島川の中ほどまで漕ぎだし、船上から神童の手によって神鉾が流され、祭りの安全が祈願される、鉾流し神事。
又25日の本祭では、提灯やかがり火で彩られた大船団が堂島川をゆったりと流れる風景は、幻想的な歴史絵巻を思わせる。

平野区の「杭全神社」夏祭りは、300年の伝統を持つ、大阪市内で最大の地車祭りで、別名「けんか祭り」とも呼ばれている、無病息災・安全・豊作を祈る神事。



写真は、杭全神社夏祭りの“だんじり”光景。
旧平野郷9組による夏祭りは、毎年7月11~14日間に催され、9台の“だんじり”が、勇壮に町内を駆け回る姿は圧巻で、前に動く“だんじり”が主流を占める中で、前後に動く“だんじり”は、大阪唯一と言っていいほど珍しい。

後述する、「恵比寿神」を祭る「えべっさん」は、1400年ほどの歴史を持つ神事で、大阪では「今宮戎」が有名。

大阪市内及び周辺では、他にも例えば、市内天王寺の「愛染祭り」、大阪天満宮の「七夕まつり」、住吉区住吉神社の「住吉祭」、池田市の「がんがら火祭」、東大阪市の「大祓式」、岸和田市の「“だんじり”祭」、堺市の「大魚夜市」等々、ローカル色豊かな祭は枚挙に暇がない。

ところで、お祭りにつきものの「“神輿”や“だんじり”」について、大阪では神輿はむしろ珍しく、ほとんどが“だんじり”OR“山車”とも云う。
大阪では祭りの主役が、お年寄りや子供ではなく、若衆だけに“だんじり”に象徴されるように、荒々しい迫力が特徴。



写真は、杭全神社夏祭りで活躍する、“布団太鼓”。
前述の「杭全神社」夏祭りでは、“だんじり”以外に、神輿と共に“布団太鼓”が出るが、大阪では“布団太鼓”も多いと聞く。

一方東京では神輿が多い理由が、山車は戦災で焼けてしまい、再建には神輿の方が手軽であったためと聞くが・・・・・。

それと、東京や関東地方では元々独自の祭り・踊りが少なく、地方の人が持ち込んだ、例えば、「阿波踊り」・「よさこい踊り」など、地方の祭りや踊りを再現するところが多いと聞くが、大阪人にとっては、違和感があるようですね。

やはり大阪には、上方伝統文化が根付いているためでしょう。
「なんでやねん!」

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大坂の伝統上方文化 元禄文化

2007年02月15日 | 文化
元禄文化は、5代将軍徳川綱吉の治世の元禄年間(1688~1703年)に大坂・京都を中心とした上方で発達した町人文化。
従来の封建的な武家文化に対して、日本で初めて町人階層が文化の担い手となったため、人間的で華麗な文化が開花した。

町人文化が開花した背景には、鎖国により外国と隔離された日本で、平和な時期が長く続き、独自の文化が発達したことと、寺小屋・藩校の普及により読み書きソロバンが広く浸透し、儒学・朱子学・自然科学などが育ったこと。
又幕藩体制が安定し、町人の台頭が目覚しかったことも大きい。



写真は、元禄文化を謳歌している上方町人。
具体的には、庶民の間で、歌舞伎・人形浄瑠璃のような演劇や浮世絵・浮世草子などの刊行物が愛好されたり、相撲が始まったり、知識人の間では洋学・蘭学が流行した。

美術界では尾形光琳・菱川師宣が脚光を浴び、脚本では近松門左衛門作の「曽根崎心中」・「心中天網島」、小説では井原西鶴の「好色一代男」・「好色五人女」など、俳文・句集では松尾芭蕉の「奥の細道」等々、人間社会を現実的・肯定的にとらえる発想は、町人ならではの生活文化の始まりを告げた。

武士も庶民も享楽に流れ、この時期刀剣は全く不要の時代になった。
 庶民には刀は無縁の存在だったが、元禄時代には貨幣経済が多くの豪商を生み、彼等は愛玩用又は資産の対象として名刀と称される刀を蒐集した。

このように現実に裏打ちされた元禄文化は、関西圏のみならず、北陸・東北の日本海側などにも大きく影響を及ぼした。
“さむらい文化”である江戸文化は、仙台・福島など太平洋沿岸地域に限られていた。
「しゃあない!」
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大坂の伝統上方文化 タニマチ文化

2007年02月14日 | 文化
タニマチ文化と云えば、相撲を思い浮かべるが、相撲は単なるスポーツということではなく、文化・社会を統合した伝統文化として、町民文化と共に発達してきた。



写真は、大阪府立体育館で開催される、大相撲大阪場所の光景。
タニマチ文化は、スポーツ・イベント・演芸などの興行には欠かせないものとして、商都・大坂で生まれた。

「タニマチ」の語源は、谷町の豪商がスポンサーをしたことに由来するらしい。
そこには、伝統を守ろうとする力が一つになって、初めて守られるもの。
採算を度外視してでも、もしかして消えてしまうかもしれない文化を守ろうとする企業・スポンサーが必要条件である。

長期間にわたるデフレ不況の中で、メセナ的企業活動がすっかり停滞・消滅してしまった。メセナ活動の源流は、タニマチ文化保全活動にあると考える。

企業と文化との係わり合い、企業の社会的評価の在り方、文化支援活動の社会性等々から、古きよき伝統・タニマチ文化の保存は、採算とは別の次元で捉えられるべきあると考える。

採算が引きあうかどうかの経済的価値判断基準を超えた、社会性評価基準が企業内は勿論のこと、企業の社会性を重んじる、資本・投資社会で問われていると考える。

企業の存在価値は、株主への投資還元実績のみならず、社会的存在価値をも合わせて評価されるべきであり、企業サイドも大いにPRして、世間の認識・投資家の客観的評価をしてもらう必要がある。

大阪には、上方歌舞伎・文楽・浪花節・上方漫才・上方落語・能楽・宝塚歌劇・茶道など伝統芸能が多いだけに、タニマチ文化・庶民文化を守るタニマチ精神の発揚が、今後とも益々必要になること間違いないと信ずる。
「なんぎやな!」

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