やんばる地方在住人口のうち65歳以上の割合は、県(13.9%)の約2倍の27.3%と多く、一次産業に従事していると思われるが、高齢者が生活しやすい環境に置かれているとも云える。
自然環境保護か、許容範囲の開発か、難しい問題であるが、少なくとも行政他関係者の合意の下に、沖縄本島全体のマスタープランと中南部及びやんばる地域のローカルプランを連動させ、自然に優しく且つ自然が許してくれる“島創り”を目指して欲しい。
例えば農業であれば、“循環型有機農法”により「まだ使えるのに捨てられている資源(例:魚のアラ、酒カス、オカラ等)の微生物の力を借りて、良質の有機肥料や飼料に変え、有機物を農園内で循環させることにより、高品質の農産物を無農薬で生産する。」ことを義務付ける。
写真は、やんばる地方の循環型有機農法で育成されているマンゴー。
できれば、農園の一部を周辺の森に近い状態にし、野鳥や野生動物を呼び戻すぐらいの前向きな計画が望まれる。
やんばる島豚の増産については、浄化槽を使用して汚水もきれいに処理しているほか、“フン”は自社の堆肥工場で発酵させた後、乾燥させ販売・処分されている“リサイクルシステム”を維持・徹底することを条件にしてはどうか?
「脂が旨いのに脂っこくない」・「豚のくさみがなく、よくダシが出る」などと好評を博し、全国的な評価をもらっているだけに、安全性や安心感も評価され、やんばる島豚の養豚業は、飼料・環境にも配慮し取組んでいる現状をPRしてはどうか?
やんばる地域では、ガラス工芸・染織・紙づくり・焼物・木工・芭蕉布など、自然の素材を用いた伝統工芸が行われてきたと云う。
写真は、やんばる・本部町の“琉球ガラス工芸館”で。
伝統工芸事業を発展させるという発想ではなく、沖縄ならではの伝統工芸を守り継承することを本旨とする考で、伝統工芸をできるだけ、やんばる地方に集結してはどうか?
写真は、やんばる地方・リゾートホテル街の光景及び代表的なリゾートホテル。
リゾートホテルのコンセプトを欧米のように、テーマパークや観光施設などモノで観光客を招致するのではなく、周辺の自然が魅力・目的の一つで訪れ、長期滞在型のリゾートを目指してはどうか?
自然の中で「のんびりするもよし、海で泳ぐもよし、カヌーで遊ぶもよし、バードウォッチングするもよし・・・・・」という発想。
安心・安全かつ美味しい食事と快適な宿泊施設を提供するのが、リゾートホテルのコンセプトであるべきではないか?
本島最北端に位置する国頭村の最北端に“奥”という小集落があり、周囲を緑豊かなヤンバルの山々に囲まれ、目前には海が開けていると云う。
写真は、やんばる地方の“奥”共同店。
集落の中央には奥川の清流がゆるやかに流れる、“奥”に1906年“共同店”という地域住民による共同出資・共同運営の店が誕生したが、奥共同店は日用品の共同購入だけでなく、各事業の母体となり、教育資金の援助なども行い、辺境のムラの生活を支えてきた。
「とにかく売店が生活の中心、生活のすべてだった!」と云う。
その後共同店は飛躍的に発展し、1980年頃には本島中南部・離島も含めて120ほどの共同店が運営されていたと云う。
沖縄の人たちの、相互扶助の精神・助け合いの心、地縁・血縁を大切にする気持ちが、共同売店として結実したと思われる。
このような沖縄らしい伝統的な生活基盤は、今後とも維持発展してもらいたい。
自然環境保護か、許容範囲の開発か、難しい問題であるが、少なくとも行政他関係者の合意の下に、沖縄本島全体のマスタープランと中南部及びやんばる地域のローカルプランを連動させ、自然に優しく且つ自然が許してくれる“島創り”を目指して欲しい。
例えば農業であれば、“循環型有機農法”により「まだ使えるのに捨てられている資源(例:魚のアラ、酒カス、オカラ等)の微生物の力を借りて、良質の有機肥料や飼料に変え、有機物を農園内で循環させることにより、高品質の農産物を無農薬で生産する。」ことを義務付ける。
写真は、やんばる地方の循環型有機農法で育成されているマンゴー。
できれば、農園の一部を周辺の森に近い状態にし、野鳥や野生動物を呼び戻すぐらいの前向きな計画が望まれる。
やんばる島豚の増産については、浄化槽を使用して汚水もきれいに処理しているほか、“フン”は自社の堆肥工場で発酵させた後、乾燥させ販売・処分されている“リサイクルシステム”を維持・徹底することを条件にしてはどうか?
「脂が旨いのに脂っこくない」・「豚のくさみがなく、よくダシが出る」などと好評を博し、全国的な評価をもらっているだけに、安全性や安心感も評価され、やんばる島豚の養豚業は、飼料・環境にも配慮し取組んでいる現状をPRしてはどうか?
やんばる地域では、ガラス工芸・染織・紙づくり・焼物・木工・芭蕉布など、自然の素材を用いた伝統工芸が行われてきたと云う。
写真は、やんばる・本部町の“琉球ガラス工芸館”で。
伝統工芸事業を発展させるという発想ではなく、沖縄ならではの伝統工芸を守り継承することを本旨とする考で、伝統工芸をできるだけ、やんばる地方に集結してはどうか?
写真は、やんばる地方・リゾートホテル街の光景及び代表的なリゾートホテル。
リゾートホテルのコンセプトを欧米のように、テーマパークや観光施設などモノで観光客を招致するのではなく、周辺の自然が魅力・目的の一つで訪れ、長期滞在型のリゾートを目指してはどうか?
自然の中で「のんびりするもよし、海で泳ぐもよし、カヌーで遊ぶもよし、バードウォッチングするもよし・・・・・」という発想。
安心・安全かつ美味しい食事と快適な宿泊施設を提供するのが、リゾートホテルのコンセプトであるべきではないか?
本島最北端に位置する国頭村の最北端に“奥”という小集落があり、周囲を緑豊かなヤンバルの山々に囲まれ、目前には海が開けていると云う。
写真は、やんばる地方の“奥”共同店。
集落の中央には奥川の清流がゆるやかに流れる、“奥”に1906年“共同店”という地域住民による共同出資・共同運営の店が誕生したが、奥共同店は日用品の共同購入だけでなく、各事業の母体となり、教育資金の援助なども行い、辺境のムラの生活を支えてきた。
「とにかく売店が生活の中心、生活のすべてだった!」と云う。
その後共同店は飛躍的に発展し、1980年頃には本島中南部・離島も含めて120ほどの共同店が運営されていたと云う。
沖縄の人たちの、相互扶助の精神・助け合いの心、地縁・血縁を大切にする気持ちが、共同売店として結実したと思われる。
このような沖縄らしい伝統的な生活基盤は、今後とも維持発展してもらいたい。