日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

4年 阿部班 活動報告

2022-10-26 17:50:00 | 2022年度

今週の私たちの活動報告をさせていただきます。

10/26 16:20–18:00 グループワーク (阿部、小島、松村)

10/28 フィールドワーク下北沢 

(小島)

 

2次案をうけ、私たちの班では

東京駅は地下で横にも広がっているため、下北沢と東京駅の縦横開発の比較は無理があるのではないか、写真がわかりにくい、そして下北沢の低層開発に関する指摘が多くありました。

 

そこでまず私たちはなぜ

①下北沢駅の再開発は東京駅のような高層ビル開発を住民の声で防げたのか、そしてその反対運動の責任者を調べること

②小田急下北沢駅の地下ホームの写真をとること

を決めた。

 再開発を手がけた小田急株式会社は新宿駅西口地区開発計画により地上48m、高さ約260mの複合施設を2029年度施工予定である。

このことから小田急株式会社は東京駅付近のような高層ビルを再開発をする際に建設することを望んでいることがわかる。

おそらく下北沢も当初は高層ビルを建てる再開発予定だった。

なぜ、住民の声に耳を傾けて低層開発にしたのか。

東京駅付近、下北沢を縦横ではなく、人と企業に着目点をおき、解明していくことを決めた。

 ② 後日、小島さんが小田急下北沢駅に向かい、地下での写真を撮ってくれた。

今回のプロジェクトのテーマが地下であるが、私たちは実際に下北沢駅のホームに行ってなかったのでここでもよい収穫ができた。

 

三次案にむけ深掘りし、反対運動と再開発に注目して活動を進めていきたい。

文責:ゼミ生4年阿部裕介

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4年 荻野班 活動報告

2022-10-26 17:50:00 | 2022年度

こんにちは

荻野班です。

前回のゼミ以降の荻野班の活動を紹介します。

 

10月26日 17時〜オンラインミーティング【全員参加】

10月28日 15時〜18時 銀座・浅草フィールドワーク【荻野・大牧・河西】

 

ミーティングでは、前回のゼミの振り返りを行いました。

第2次案では、銀座の高さ制限や「銀座らしさ」に関する知識が足りていないと指摘されました。

 

高さ制限に関しては、鈴木くんが資料をまとめてくれたので班内で共有し、

この制限やデザインルールの目的について今一度考えました。

 

また、私達は海外ブランドや百貨店から銀座らしさを見出していましたが、

銀座らしさを作ってきたのは、昔から銀座で商売をしている老舗店舗だという考えに切り替え、

銀座という街について再考しました。

 

次に、27日に行ったフィールドワークについてです。

 

まずは、銀座にある金春湯(1863年開業)という銭湯のご主人にお話を少し聞かせていただきました。

 

 

こちらにはどのようなお客さんがいらっしゃっているのですかという問いかけに対して、

金春湯付近のお店の方だったり、新橋の方からもお客さんがいらっしゃっているそうです。

 

超高層ビル群が立ち並んできたこの現状に対してどう思われますかという問いに対しては、

別にそこまで気にしたことは無いです、時代の流れとともに街並みも変わっていくわけだから、

その時代に流されていくしか無いんだと思いますとおっしゃられていました。

 

売り上げの問題よりも銀座の品をしっかりと守り受け継いでいこうという意思を感じることができました。

 

お風呂を上がられた常連の方?が「じゃ、どーもまた来るねー」と気さくな感じでご主人に話しかけられていたので、

 

その地元に根付き、とても愛されているなという印象を強く受けました。

 

 

次に、浅草の地下街を訪れました。

浅草駅の改札を出てすぐ、浅草地下街の入口にある「福ちゃん」(1965年創業、焼きそばを売る)というお店の方にお話を伺いました。

 

 

◇老朽化について

いたるところに老朽化が見られるこの地下街。

老朽化したままこの商店街が残っている理由は、管理体制や成り立ちにあると考えられます。

 

元々有志の人々が集まって作られた浅草地下街は、その当時の人が大家となり、貸し借りが行われてきました。そしてその大家さんももう高齢化しています。

また、「浅草地下道株式会社」という管理会社が賃料や公共料金などをまとめていますが、大家さんありきの管理となっているようです。

 

つまり、老朽化が進んでいるものの、リニューアルするのは金銭面でも厳しく、自分の店の一存ではなくみんなの意見が一致しないとできないことや、大家さんから借りている身であること、大家さんが高齢化していることなどの要因から老朽化したまま取り残されているのでしょう。

 

◇入れ替わりの激しさについて

浅草地下街は店の入れ替わりが激しい場所でもあります。

 

この写真は地下街の端にあるもので、店舗一覧が書かれているようですが、

ここには書かれていないものの営業している店舗も多くあります。(忍者場や鳥じんなど)

更新されていく地下街に看板は追いついていないのです。

 

改札からすぐという立地の良さで店を出しても、この土地に合わず収益を得られなければ賃貸の期限と共に出ていきます。

 

また、写真のように下水道が老化したことで地面から水が出てきたりと、環境的な面で去っていく人もいるようです。

 

さらに、改札近くといえど、目に入りにくい位置に位置していることも人を呼び込みにくい要因だと思われます。

写真左側は銀座線の改札口、右側奥が浅草地下街となっていて、こちらから入って1番左手前側の店が福ちゃんです。

改札から出てまっすぐ進んでしまえば、地下街に気づかず通り過ぎてしまうでしょう。

福ちゃんのように入口近くであれば人目につくこともありますが、その奥となるとさらに集客は厳しくなるのではないでしょうか。

 

店員によれば、リニューアルはできなくとも、人の導線から外れている入り口は変えたいということで

改札から近いという立地の良さだけでは、繁盛に繋がらないということが分かります。

 

つまり、浅草を訪れた人々の目線が浅草地下街に向きにくいことが集客の厳しさとなっているのでしょう。

 

老朽化と客の導線、双方の課題を抱えながらも

浅草地下街は日本最古の地下街として現存しています。

 

店員によれば、常連客だけではなく大学生などの若者も訪れており、

YouTubeやテレビなどのメディアが取り上げることもあるようです。

 

老朽化を課題と捉えるのか、レトロやノスタルジー、趣があると捉えるのか

導線が悪いと捉えるのか、奥まっていてディープな街と捉えるのか

 

答えはなく、どちらとも捉えることができるでしょう。

まだ私達も全貌を捉えられていませんが、さらに深堀していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

文責 大牧美衣奈、河西優介(2022年度4年ゼミ生)

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10月20日(木)~10月26日(水)3年ゼミ活動 日野班 活動報告

2022-10-26 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。
後藤ゼミナール3年の玉井康文です。

今回は、「下高井戸・桜上水物語」プロジェクト日野班の10月20日~26日までの活動内容を報告させていただきます。

私たち日野班は、「社会福祉法人 希望の家 ibuki」さんを題材にして映像制作を行っています。
先週の活動は、実際にibukiへ足を運び、現場で働いているスタッフの方々にインタビューを行いました。今週は、先週行ったインタビュー映像の編集を行い、第一回目の試写会までにどこまで完成に近づけるのか等の話し合いや、ネットに載っているデータを調べたりと作業回でした。

今は、スタッフの方々に多くの質問に答えていただいたり、思いを語っていただいたので、どのシーンを使うのが一番いいのか、どの質問が使えるのかなどを考えて、1時間を超える内容の濃いインタビュー映像を、全部で15分くらいの動画にするためのカット作業が、とても大変だと感じている最中です。


私は主に編集を担当するので、そういった編集作業や、これから動画を本格的に作り上げていく中で、どうしたほうがよりいい映像作品に見えるのかなど、編集者の視点から班に貢献出来たらなと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
文責:玉井康文(2022年度後藤ゼミ3年)

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10/20(木)~10/26(水)3年ゼミ トドリキ班活動報告

2022-10-26 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。

後藤ゼミ三年の倪詩意です。

下高井戸・桜上水物語の映像制作の活動報告をさせていただきます。


10/21()の午後5時、開店前にBarに行って、オーナーにインタビューしました。オーナーに、お店を開くまでの道のり、下高井戸で働くきっかけ、下高井戸の印象などをインタビューしました。そして、お酒を作るシーンを撮影しました。






10/22()の深夜も、お客さんへのインタビューを中心に、Barに行きました。インタビューに答えてくれたのは、2人のお客さんです。事前に用意された質問に加え、雑談した内容も撮影しました。ビデオが長いので、映像編集はより難しくなっています。その他、下高井戸駅と周囲の公園の夜を撮影しました。






10/26()のゼミの活動の際に、ビデオを全部見返して、有用なビデオを切り出しました。撮影した映像と事前に予定していた撮影内容を比較し、見落としている部分を整理しました。来週、映像の編集を踏まえて、足りない部分を整理することを決めるという意図です。






以上で活動報告とします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

文責:倪詩意(2022年度後藤ゼミ3年)

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10月20日(木)~10月26日(水) 3年ゼミ 及川班 活動報告

2022-10-26 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ3年の及川穂乃佳と申します。

 

1020日〜26日の及川班における「下高井戸・桜上水物語」プロジェクトの活動について報告致します。

 

私たちの班では、下高井戸商店街の中にある呉服店「双葉屋」さんを取材し、呉服店でありながらお味噌を取り扱っている経緯や、商店街振興組合の理事長でいらっしゃる店主さんの活動を撮影しています。

 

それらを通して、商店街と下高井戸の住民との関わりや、下高井戸の経済、商店街が下高井戸に与える影響力について考察していきたいと考えております。

 

 

先週の話し合いにおいて、お味噌屋さんの事例から商店街や下高井戸を考えるためにはさらなる多角的な視点が必要だと結論づけられました。そのため、双葉屋さんを利用しているお客さんへのインタビューに加え、店主さんの振興組合理事長としての一面をインタビューし、実際の活動の様子を撮影させて頂くことにしました。

 

話し合いの後には、スーパーやコンビニエンスストア等の食品を扱うお店を回り、双葉屋さんで取り扱っている味噌との共通点や相違点を探しました。スーパーやコンビニでも多くの種類の味噌が取り扱われていましたが、双葉屋さんの味噌と比べると、どれも似たような、一般的に東京の人に好まれる味噌を取り扱っている印象が強くありました。双葉屋さんでは全国各地から味噌が取り揃えられており、様々な原材料の、様々な味、様々な色の味噌が販売されていることを再認識しました。

画像はスーパーで売られている味噌の様子です。

 

取材の前に、これまでのインタビュー素材を洗い出し、さらに深掘りすべき点を整理しました。

すると、素材不足を実感するとともに、大まかな全体の構成を考えることができ、物語の枠組みを捉え直すことができました。

 

 

1025日、まずは難航しているお客様へのインタビューを進めるべく、双葉屋さんを訪れました。しかし、天気が悪かったせいかお味噌を購入されるお客様に出会えず、日程を改めることにしました。

 

1026日、この日は天気が良かったため、お客さまがいらっしゃることを期待して再度双葉屋さんを訪れました。すると、私たちが伺う直前に多くのお客様がいらっしゃったことを告げられ、またもタイミングに恵まれませんでした。

そのため、目的を外観の撮影や店主さんへのインタビューに切り替え、取材を行いました。そこでは商店街の中の一つのお店としての双葉屋さんの存在についてや、振興組合での活動について伺いました。

インタビューを通して、店主さんが商店街を盛り上げるために、現在あるお店を盛り上げることや、イベントを通してお客様との交流を図り消費を促進すること、新しいお店を呼び込むための要素を揃えることなどが重要であると考え、活動されているというお話を聞くことができました。

今週末に行われる、しもたか音楽祭は振興組合としての活動の代表例です。

 

インタビュー中心の取材が続く中、今後は普段の双葉屋さんとお客様の様子や、振興組合としての活動風景を撮影し、動きのある映像を形作っていくことが求められます。

また依然として、商店街を社会学的に考えるにはこの作品をどう結論づけるべきかといった課題が残ります。

 

その課題を解決するためにも、次週は週末に行われるしもたか音楽祭の取材を行い、これまでに撮影した映像と合わせて内容を議論する必要がありそうです。

 

次週は試写もありますが、しっかりと私たちが何を映像化したいのかという意図を説明できるよう映像や考えをまとめたいと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

文責 : 及川穂乃佳 (2022年度後藤ゼミ3)

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