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シーズン2

民法で1問(177)

2014年10月03日 16時53分00秒 | 民法過去問

相続に関して。

19日の宅建,12月の管業試験などには参考になる問題だと思います。

この論点からの出題は,得てして設定がややこしくなる場合が多いものですが,図を書いて登場人物を整理してから解くのが王道でしょうね・・・

頭の中だけでやってしまいますと,うっかりミスにつながりやすいですから注意が必要です。

                   「問題」

 Aには、その親族として、妻B、子C、父D、祖母F(既に死亡している母Eの母)及び孫G(Cの子)がいる場合において、Aについて相続が開始したときのAの相続人の範囲に関する次の1から5までの記述のうち、正しいものは、どれか。

 1 AとCとが死亡し、その死亡の先後が明らかでない場合には、DはAの相続人となる。

 2 Cは、Aの死亡前に、故意にBを殺害しようとしたが未遂に終わった場合には、これにより刑に処せられたときであっても、Aの相続人となる。

 3 Aの死亡前にC及びGが既に死亡していた場合には、Fは、Eに代わってAの相続人となる。

 4 Cが相続の放棄をした場合には、Gは、Cを代襲してAの相続人となる。

 5 Aの死亡前にAとBとが離婚し、BがCの親権者と定められた場合であっても、Cは、Aの相続人となる。

    (平成26年度土地家屋調査士試験 午後の部第3問)


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