初期の管業試験から総則(法律行為・意思表示)に関する個数問題。
この手の問題は,きっちり理解していませんと,まったく手も足も出なくなってしまいます。
前にも書きましたが,今年も個数問題は要注意となりますので,早めにしっかりした対策を取っておきたいものです。
「問題」
民法の規定には、その法律行為又は意思表示を無効とするものと、取り消すことができるとするものがある。次のアからオまでの法律行為又は意思表示のうち、民法の規定によれば、無効とするとされているものはいくつあるか。
ア 公序良俗に反する事項を目的とする法律行為
イ 相手方と通じてなした虚偽の意思表示
ウ 詐欺による意思表示
エ 強迫による意思表示
オ 要素の錯誤による意思表示
1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 四つ
(平成15年度 管業試験 問2)