過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

一月の飲茶 6:干し肉に人間の歴史を思う

2016-02-07 09:11:00 | 外食でリフレッシュ!
おはようございます。明るい陽射しの週末です。遠方からの大事な方のお相手で、日常から離脱した時間(笑)を過ごしています。
記事がとびとびで、失礼します。

★飛び込み記事です★



■生の高菜と干し肉の炒め

いい香り。油の香りをからませた、熱をかけた野菜のすがしい香りは、人が手をのせた証しです。取り分けてもらいます。



肉を干すことで旨味がぎゅうっと濃縮されて、食感は軽くなる。その甘旨さに、ほろ苦でシャキシャキな高菜が、バランスします。うまうま。噛むごとに旨味がとけだしてきて。

保存する目的が、別の美味しさを作り出していることに、最初に気づいた人に、感謝です。

干し乾かす、塩漬けにするは人類が最初に見いだした保存の知恵です。沢山とれた時に、腐敗させずに保存して、餓えから逃れたい。多数の人間の定住を可能にしたのも、未知の場所への長時間の移動を可能にしたのも、保存食あればこそ、です。
人間はさらに気づきました。違う質の美味しさをてに入れるために、加工することを。糖浸、油浸、燻蒸、冷蔵冷凍、凍結乾燥、真空保存、…等。同じ食材に違う魅力を与える力たち。人間に選択肢を与えてくれました。
人は生きるために食すけれど、その食が暮らしを豊かに楽しませてくれることは、幸せなことだと思います。何を食すかを、自分で選ぶ喜びと責任を、忘れないでいたいと思います。


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