

■鮑の薄造りをしゃぶしゃぶに。芹、ずいき。
何と瀟洒な!
刃物のキレを、ぞっと感じさせる、美しいヒラヒラの薄造り…。
目に鮮やかな芹に、黄緑にしっとり在るずいき(芋がら)。
丁寧にひかれた出汁で、湯浴みするように、火を入れる。
繊細で、艶やかな仕上がりに、陶然とする…参ったな…。素晴らしいもの。
鍋の出汁を椀にとる。静かに美味しくて、深い。この仕事の質の高さに、ゾクゾクしました。
だが面白い…。この夜は、二人コマンダーがいたのではなかろうか。求める道筋が少し違う気配が、うっすら(笑)。懐石料理には有り得ない…そんな有り得ないことに思い至って、ドキドキするのでした。出し過ぎっ&食べ過ぎっ(苦笑)
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