アル・マスカロン２接近：アルデンテ実食

美味しさに二口ばかり食べてみて。改めて、フォークをおいて、見てみました。表面のくったりソースの絡んだ全体像が伝わるでしょうか？
おもむろに断面を、静かに齧って、割ってみました。
このスパゲティは、くったりと、ちゃんと茹でてあるからこそ、ソースをきれいに身にまとっているのが、分かります。
そして、その最後、中心部には一本の絹糸のように残っている。まさにアルデンテ、とテキストで学んだ形がそこにありました。

すごいな、このスパゲティ。いや、この店か。ここまで、くったりと茹でることとアルデンテが同一化できるんだ！
日本に帰ったら、私の食卓でも、これを練習しよう！ 目的が見えたなら、いつか、課題はかなえることができる！
そう、わくわくする、新しい体験でした。


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。

グルメブログ 今日食べたものへ">

レシピブログに参加中♪

アル・マスカロン２：スパゲティの力量

☆こんばんは。秋の日本に帰国しました。旅先でうれしく拝見したコメント達、お返事、これから差し上げて参ります。お返事できずに、長らく失礼いたしました。☆
☆記事にとどめておきたいことが、多々手元にあります。まだ、暫く、旅記事にお付き合いください。☆


スパゲティを食べてみたいという同行者に合わせて、プリモに選びました。
シーフードの盛んなベネチアのこと、多くのお客様が、ボンゴレ・ビアンコや魚介のミックス・スパゲティを召し上がっておいでの店でした。
例の二人から注文の言葉に対して、一人だけでおいでのお客様もパスタを上がっておいでです。。。いいの？(笑)。。。という目で見ていたら、カメリアーレというよりは、阿仁さん風のスタッフ(笑)が「シニョーラ、何か？」とたずねてくれました。疑問を提示しました。阿仁さんの答えは、「一人だもの一人前でいいよ」でした。英語の通じたお客様で、店内爆笑。
くすくす。そうですよね。にぎわっている店だから、二人のお客様に対しては、同じものを頼んでほしいという気持ちの現れなのだと思います。
しかし、この質問の後から、私たちのテーブルは、よそ者ではなくなったようでした(ニッコリ)。
Vinoは運河を通る船でみかけた、50lは入るガラス瓶が籠におさめられたボトルから、ポンプで吸い上げてカラフェにつがれます。それを楽しく乾杯して、スパゲティを待ちました。

■Granseola alla Veneziane (ベネチア風くも蟹)：くも蟹とズッキーニのスパゲティ・トマトソース
スパゲティを注文してから、周りのお客様のテーブルをみていると、たくさんのスパゲティが出てきます。どれも表面が、くったりしているように見える...少し茹で過ぎじゃないかなぁ？ どれもお皿に、ぺろーんと延びているようにみえるけど...本場で美味しくなかったら、かなり不満かも...(苦笑)。
とても美味しい香りがするので、それでも、わくわくと待っていました。

「さぁ、シニョーラ、二人分だよ！」と陽気に阿仁さんは、運んできます(笑)。
やっぱり、くったりして見える。。。でも、食べよう、食べたら、違うかも！
取り分けてもらって、一巻き、ぱくり。。。うわっ、美味しい！ トマト、いや、ポモドーロっていいたい、その甘みが全体を柔らかく包んで、くも蟹のふわっとした食感がのって、ズッキーニのちょい苦な存在感が愛しい。
これ、美味しい！ ソースでなくて、全体がまとまって、美味しいのです！


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。

グルメブログ 今日食べたものへ">

レシピブログに参加中♪