過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

オステリアでNostranoを楽しむ(アル・マスカロン) 1

2014-09-19 20:57:52 | 旅日記
今度は地元らしい店を探しました。オステリア(OSTERIA)で、Nostrano(故郷のものを意味する言葉)をだす店を。
リカルト橋からサンタ・マリア・フォルモーザ教会への途中に、ベネチア料理を食べさせる店があると探し当てて、訪ねました。

■al MASCARON (アル・マスカロン)、Calle Longa Santa Maria Formosa 5225, Venezia, Itary
店内に様々な写真やマスクが飾られている店です。
今までにuploadした記事の、魚介の美味しい店、Harry's Bar、もちろんバカーロとも違う雰囲気の、テーブルの設えです。
街の定食屋、清潔だけど、ちょっと気難しそうな親父さんがいて(笑)。されど、美味しいものが食べられそうな気配が漂っていました。

プリモのパスタは、二人前から注文してね、と但し書きのあるメニューにニヤリ♪ 当然、イタリア語が先で、添え物のように英語がのっています(笑)。



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ベネチアの遊び心(笑)

2014-09-19 20:38:59 | 旅日記
マクドナルドのフレンチフライのケースに見えるポシェット (^-^)/
ショウ・ウインドウに飾ってあるのが面白く見えたので、写真を家族に送ったところ、MOSCHINO(モスキーノ)というイタリアのブランドの新商品だといわれました(笑)。
うっかり、土産にしようといわなくて、良かったです(大笑)。
■サンマルコ広場にほど近い店舗にて
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楽しいマッケローニ

2014-09-19 19:53:53 | 旅日記
■写真・左から:薔薇を連想させるハート形。三色のリボン。自転車の形。単純なハート。写真が切れてしまいましたが、最後は、ゴンドラの形です。
この他に、少女の横顔、カエル、ブーツ(イタリアの半島の形)、ハイヒール等を見かけました。
茹でると、さして美味しく茹らないことは、実証済みなので、買いませんでした(笑)。

マッケローニは、穴のあいた乾燥&棒状パスタの総称です。マルコ・ポーロが13世紀に、中国からベネチアに持ち帰った麺が原型、という説をききました。そこまでいくと都市伝説みたいです(苦笑)。


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水上タクシーの大きさは

2014-09-19 19:33:42 | 旅日記
水上タクシーは少人数乗りです。60人程度は載せられる、水上バスとはだいぶサイズが違います。
写真は、水上バスの乗り場の大きさと、水上タクシーの大きさを比較したものです。
撮影場所は、サンマルコ広場の対岸のようにみえる島=サンジョルジョ・マッジョーレ島の教会の前です。人や建物の大きさと比較してみてください。
厳しい規則があるので、どのボートも、穏やかに走ります。ゴンドラも含めて、マナーは正しく守られていました。
(ただし、水上バスの乗り場は中央・下、黄色く縁どられた家屋です。水上タクシーは右・下です)
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認められた水上タクシー

2014-09-19 19:25:13 | 旅日記
気分を変えて、ベネチアの足をご紹介します。

白地に金の縁取り。おしゃれなモーターボートにみえるでしょ?(ニッコリ)
これがベネチアの公共に認められた、水上タクシーです。ライセンスを表示しています。
水上バスの1回乗車券が7ユーロに対して、水上タクシーは初乗り料金が9ユーロ+1.3E/minで加算されていきます。目的地が決まっているときは、便利な乗り物なのかと、思います。
写真の後方、屋根つきの部分がキャビンです。
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Harry's Bar 8: Cipriani氏に会う

2014-09-19 14:48:06 | 旅日記
■チーズ五種の盛り合わせ、フラゴリーノ
■焼き菓子、カプチーノ
■グラッパ

楽しんできた食事、もちろんVinoも(笑)終盤に近づきました。
ドルチェは何をと、聞かれたところで、我らがテーブルは既に満腹状態(笑)。私はもともと甘いものの量を摂るのが、あまり得意ではありません。
チーズとお酒で、もう少し、この空間を楽しむことにしました。

普通に美味しいチーズと、フラゴリーノの言葉の起源である苺のような甘い香りの、ロゼにちかい赤色にしてアルコール強のVinoがグラスで運ばれてきました。
それを楽しみながら、ベリーニの作り方について、私たちが話しあっていると、バーテンダーを呼んで話をきかせてくれました。

あの素敵なベリーニは、とてもシンプル。
「白桃のピュレ、プロセッコ、グラス、そのほか使用する道具をすべて、可能な限り十分に冷やしておく。白桃のピュレを1、グラスに加え、プロセッコを3加えて、静かに撹拌する。それだけです。」
本当に、それだけ? と私が重ねると、「お客様がどなたかわかっていれば、その方への気持ちを一匙」と言われる(笑)。
皆が笑顔になりました。
「白桃はブレンダーにかけてはいけません。空気を含ませると口当たりと色にさわります。チーズ削りで丁寧におろして、濾し器にあつめる、それがピュレです。ほかの合成品をくわえないこと。」

こんなに丁寧に話すのだから、誰もが作り方を知っているはず。それでも同じではないのが、カクテルの楽しいところ、と私は思います。白桃の状態、プロセッコの合わせ方、それらを熟知したバーテンダーが、ここベネチアで作るベリーニと同じにはならないのは、当然です。

締めくくりを楽しんでいると、給仕長が一人の小柄なご高齢の男性を案内するようにして、テーブルに近づいてきます。「オーナーのArrigo Cipriani氏です。」...えええっ!? そんな気軽に!(苦笑)
ベリーニに初めて出会ってから、ここまでたどり着いた話と、今日のもてなしのお礼を述べました。笑顔を浮かべて聞いて、こちらが差し出した手をイタリア流に押し戴く握手の形をとった彼の手は、働く人間の手をしていました。80を超えているだろうに? テーブルを回る彼の背中は丸くても、意思をもって、かくしゃくとあるく方でした。
彼は日によれば、ベリーニを創る現役のバーテンダーでもあるそうです。創始者であるところのGiuseppe Cipriani氏、彼の父と同じ職業を選んだそうです。そんなところもイタリアらしい...(にっこり)。

最初に確信した通り、輝く時間を過ごしました。いつか、必ず再訪する場所のリストに加わるレストランとなりました。
■Harry's Bar (Calle Vallaresso 1323, 30124 Venezia, Italy)

この後、ちゃんと水上バスでホテルに帰りました(笑)。水上タクシーは夜は高価なのです(爆)。ちゃんちゃん♪


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Harry's Bar 7:ズッキーニに出会う

2014-09-19 12:18:23 | 旅日記
■サルシッチャとズッキーニのリゾット
私が注文したセコントは、timeless dishから選びました。時代を超越した一皿、とでも。
凡庸な組み合わせのように見えるものが、timelessとまでいう理由を知りたかったのです(苦笑)。

よくできたリゾットを口にした時、底深さに沈黙しました。ズッキーニって、こんな風に甘みがあって、清潔な青さがある野菜だったかしら? それにサルシッチャ由来の脂を含む蛋白質の重さがのって。
え...私の知っているズッキーニは、こんな味を引き出せていない...。
スプーンをすすめるごとに嬉しさが募るリゾットでした。

この時にも、「私どもではお勧めしませんが、シニョーラが物足りないとおっしゃるときに」と胡椒のミルとすりおろしたパルミジャーノの入った容器が、テーブルに置かれ、使わないとみてとると、すぐに下げられていきました(笑)。
TokyoでNew Yorkで、当たり前のようにパルメザンチーズをかかってくる状況を思い出して、不必要な慣れを排するようにしようと思いました。自分だって、ご飯に醤油やふりかけをかけて出されたら好きじゃない...。

これらの気づきに基づいて、この旅の後半に、イタリア語で書かれた料理の本と、イタリア語と英語の料理用語辞書を探す努力をするのです。自分の目で確かめてから、ズッキーニはじめた野菜のイタリアでの調理の仕方をちゃんと書いた本を買いたいと思ったからです。


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Harry's Bar 6:白は初めて!

2014-09-19 07:35:56 | 旅日記
■イカ墨とポレンタ
同行者の注文したセコントです。イカ墨好きの方で、よくエプロンを巻かれたパスタ写真に撮られています(笑)。
えっ! 白い?!
ポレンタはヴェネト州を含む北イタリアの郷土料理で、コーンミール(とうもろこしの粉)を熱湯で煮ながら掻き混ぜ続けて、ねっとり仕上げる料理です。去年、Veronaで学びました。
故に、ここに拡がるのは、イカ墨の黒と、ポレンタの黄色の予定でした。
味は、間違いなくとうもろこし、だけど、甘みがよりあって、粒が細やかで、ねっとりさより、とろみのある泡と言いたい食感で、イカ墨の苦さに、よく合います。

カメリエーレに尋ねました。英語が得手のカメリエーレが、年嵩の給仕長を連れて来てくれて、二人掛かりで説明してくれました(ニッコリ)。
黄色と白は、とうもろこしの品種の違いによるもの。練り上げた最後のバターの量も変わることがある。特に魚介だと、白のポレンタが調和すると思われる、との話でした。
なるほど! マンマの味、ポレンタを、篤く語ってくれる人がいる。嬉しくなるのでした。


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