もう一度グラウズ４Ｂ：クレープシュゼット

■完成したクレープ・シュゼットは、美しくて危ないデザート(笑)です。
何種類ものアルコールをフランベして、華やかに香りと風味を重ねていく。見とれてしまうし、一口ふくむと、大人であることの自覚を促される味がしました。
このレストランはちゃんと大人が主役です。もちろん、家族連れも見かけますが、子供は、大人の世界にデビューする喜びに、緊張して、つつましやかで、晴れやかな笑顔でいます。周りのお客様は、その子供に、素敵ね、貴方も大人の仲間入りねと声をかけます。子供は、ありがとうございます、と、笑顔で答える。大人の世界に笑顔で迎え入れられる我が子をみる、親御さん、祖父母の方のとろける笑顔。家族の記念日は、その子をずっと支えてくれるだろうな～と、嬉しく思いました。

あ、もちろん、沢山の美味しいデザートが選べます（笑）。アルコールに弱くても、大丈夫です。私のお勧めは、本当のティラミスです。優しい味がします。
■ラ・カッパニーナ


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もう一度グラウズ４Ａ

■クレープシュゼットに寄せる想い
創業44年になる、こちらのレストランは、創始者ディノ・ロッシがフランベとカービングを得意としたことから、それらの技は厳しく引き継がれているのが、伝わってきます。フランベの華、クレープシュゼットは給仕頭の独壇場です。万端整えられて、始まりをまっています。

もう一度グラウズ３Ｂ

こんばんは。帰国しました。未だ暑いですね～フゥ～。記事は未だもう少し続きます。お付き合い下さい。

■グラウズに付け合わせる野菜料理
ひとつひとつ調理された野菜を、ギャルソンがお客様の好みをききながら、とりわけていきます。毎日、五種類位、あったかと。
この島の特産のジャージー・ポテトは、５月から１０月の始めまでたべられます。ほっくり滑らかな芋なのです。
お昼にキャロットスープを飲んだ私は、バター・キャロットを二本だけ下さいと冗談を飛ばしました。もちろんギャルソンは真面目に二本とりわけました(笑)。次にシュガー・ピーにスプーンをだし、二粒だけ皿にだし、２ピー？と笑顔で、冗談を返してよこす。皆で笑顔になりました。その通り。慣用句で、キャロット＆ピーといえば、幼なじみをさし、切っても切れない仲間と転用します。それを踏まえてのジョーク、昔の映画にでてくる懐かしいシーン…自分が映画の中の主人公になったように感じました。


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もう一度グラウズ３：丸ごとグラウズ

■丸ごとグラウズ(笑)
先日のきれいに展開されたグラウズと違う、ジビエらしい表情の、丸ごとグラウズです(笑)。
丸ごとといえど、要所要所に刃物を、テーブルサイドでいれてありますので、気持ちよく解体していくことが、できるのです。
写真でみていただいてお分かりのように、野趣にとんでいるでしょう？
この日は、グラウズ・ラッシュでした（笑）ので、少しだけ焼きが甘くて、血の匂いがしました（苦笑）。自分は平気ですが（にやり）、やはり平日の夜のキッチンが、根底まで充実していますね。


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