小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

改元フィーバー

2019-05-05 | つぶやき
令和時代の幕が開けた5月1日は、
新聞を読む時間もなく家を出たので、
巷がどのように盛り上がっていたか、分からなかった。

その日は憲法の講演会があり、北区王子へ。
王子は頻繁に訪れる所ではないのだけど、
縁あってここ数年の間に何回か足を運んだ。
そのたびに大イチョウが立派な王子神社に参拝する。

5月1日は令和時代の元旦だから「一応、初詣ということで」
と軽い気持ちで行ったらば、鳥居の前から長蛇の列が!



えええっー!!! みんなもやっぱり初詣?!

と驚いていたら、さにあらず。行列を作っていたのは、
令和元年初日の御朱印をもらう人たちだった。

帰宅してニュースを見て驚いたのは、明治神宮では
御朱印をもらうのに10時間待ちだった、というじゃないですか!

しかも、根気よく並んで、平成31年4月30日と
令和元年5月1日の2つの御朱印をゲットした人もいたし、
4月30日の渋谷など、新元号へのカウントダウンで大盛り上がりだったとか。

そうそう、大阪では道頓堀に飛び込んだ人がいましたし、
改元でこんなにフィーバーしていたとは……。

「昭和から平成へ」という時は、前年から昭和天皇のご病気で、
自粛ムードいっぱいでしたから、
今回の改元は、天皇の崩御による改元とは違い、
何がおめでたいか、よく分からないけれど、おめでたいんですね。

明治時代以前、天皇崩御以外の改元時って、
どんなだったのでしょうね。
江戸時代の人々は改元をどのように受け止めていたのかしら。
興味をそそられました。

なので、下記の『江戸の町とくらし図鑑』の著者で、
江戸研究家のゼンヨージ画伯に尋ねてみました。


絵・文/善養寺ススム、廣済堂出版

江戸時代の人々は改元をどのように受け止めていたのか、と。
すると、ゼンヨージ画伯は次のように教えてくれたのです。

「江戸時代の改元は、天皇の特権のひとつと言われます。
 どんなときに改元するかというと、
 大きな事件や災害があった場合に、厄落としとして行われます。
 ですので、現代以上に人々はその霊力に期待したと思います」

と、いうことでした。

さて、今回の改元は安倍政治による災害の厄落としになるでしょうか。
霊力に期待したいところです。

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