小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

カヤのお友達

2014-04-24 | 犬&猫との暮らし
 晴れた午後、カヤの散歩の練習のために家の周りを歩かせていると、学校帰りの小学生が「可愛い!」と言いながら近づいてきた。

 2年生の女の子と男の子。女の子のほうは犬が大好きで、すぐにカヤをなで始めたが、男の子は犬が怖くて、今まで触ったこともないという。

 女の子に「大丈夫だよっ! おとなしいから触ってみなよ!」と言われて、メンツ丸つぶれの彼は恐る恐る手を伸ばす。犬が触られて不快に思わない場所を教えてあげると、おっかなびっくり手を伸ばしたり引っ込めたりしながら「オレ、生まれて初めて、犬に触ったあ!」と絶叫。

 「この子は目が見えないので、手を鳴らしてあげるんだよ」と言うと、子どもたちは一生懸命、手を鳴らしてくれた。カヤは子どもたちにかまわれて嬉しかったようで、子どもたちが手を鳴らす方に一緒にサクサク歩いていく。


 2人がランドセルを放り投げたまま、ずっとくっついて来るので、「さて、カヤちゃんはそろそろうちに入るね。また遊んでね」と言って「さよなら」しようとしたら、「うん、いいよ。明日もこの時間に出て来て!」などと言う。「そうはいかないかもしれないけどね」と言いつつ退散した。

 子どもに社交辞令は通じない。午後になるとインターホンが鳴る。扉を開けると、カヤのお友達が「遊んであげに来たよ」とニッコリしながら言うのだ。そうよね、私が「また遊んでね」って言ったんだものね。

 今日もカヤは可愛いお友達と一緒に歩くことになった。今日は子どもが1人増え、3人でぞろぞろ、パチパチ。

カヤの初めてのお友達

 お友達が一緒だとカヤはとても楽しそうで、本当によく歩く。そばで見ていた管理人さんからも「なんだか元気になりましたね」と言われたりして、お友達効果絶大である。
コメント
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