小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

テープリライト

2014-04-01 | つぶやき
 社史制作の過程で、あるいは講演録をまとめるということ以外でテープリライトを依頼されるものに、弁護士さんから、例えば証拠として発言を残しておくとかそれぞれの証言等々、いわゆる訴訟の資料の音源を起こす仕事があるのだけど、こちらは修文は一切せず、逐語反訳といって発言のすべてを言った通りにテープ(今はデジタル音源)を起こしていく。

 「あの~」とか「ええと、それは、ああ、違うか」とか、とにかく一語一語漏れなく記していく。これが意外と手間がかかり、と言うか、聞き逃せないという緊張感がある。

 接頭語や接尾語、意味のない言葉は何となく聞いていると聞き漏らすことがあるし、話し手が早口であるとか癖のある話し方をする場合や何人か話し手がいる場合、どの人の声か特定するのに何度も聞き直す。方言や訛りがあると聞き分けるまでにもっと時間がかかる。固有名詞も要注意。普段は何気なくしゃべっているけれど、人はわずか10分間でもかなりの数の言葉をしゃべっているものだ。

 以前はフットコントローラー付きの専用テープレコーダーを使っていたが、今ではほとんどICボイスレコーダーで録音するからテープレコーダーの出番なし。フットコントローラーもパソコンにUSB接続するタイプに変えた。

 それにしても仕事である以上、楽な仕事などないが、訴訟関連のテープリタイトをするたびに思う、弁護士さんは大変な仕事だなあと。生生しい男女間の問題、金銭トラブル、事故関連のもめごと等々、聞いていて「えええっー?」と思うことだらけだ。いや~、もうハラハラする。

 仕事とはいえ弁護士さんはそれに冷静に対応しているのだもの、たいしたものです。私には性格的に到底無理。まあ、そういう仕事を目指す人であるから、もともと聡明で冷静な対応ができる人なのでしょうけど。

 企業物や講演録だとドキドキすることはないのだけれど、この土日はずっとそんなふうにハラハラしたり、驚いたり、他人事ながら「そんな~!」と憤慨したりしながらテープリライトしていた。ああ、疲れた。

 なので、今日はお花見をしてリフレッシュしたというわけです。
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越戸川沿いの桜

2014-04-01 | 犬&猫との暮らし
 越戸川沿いの散策路が整備された頃には、ブナとクリがもう長い距離を歩けなくなっていたから、歩いて行ける場所なのに散歩に行ったことがなかった。



 今日初めてゆっくり散策したのだが、何か所かにベンチや東屋が設置されていて、散歩にはもってこいの場所だった。川がキレイなわけではないので、花の季節でもなければ殺風景なのかもしれないけれど、犬と歩くにはちょうどよさそうだ。
 カヤはまだサクサク歩けないので、ここまで歩いて来れるようになるのはいつのことか分からないけれど……。



 うちの周りでもこれからしばらくはいろいろな花が楽しめる。やがて新緑が燃え夏が来るまで、カヤを連れて来られなくても、心地よい散歩コースになるかもしれないな。私の哲学の小径?


 
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河川敷へお花見に

2014-04-01 | 犬&猫との暮らし
 土日に急ぎのテープリライトをこなして昨日納品できたので、今日はお天気も良いのでお花見に行くことにした。数日前には5分咲きだった桜が一気にほころび、見頃を迎えていた。



 カヤを歩かせていたら、年配の男性が「コッカーですか?」と声をかけてきた。何でもその方は1月に飼っていた12歳のコッカーを亡くしたそうで、懐かしそうに飼い犬のお話をしていた。コッカーはやはり耳の病気になりやすいそうで、その人が飼っていたコッカーはてんかんの持病があったという。
 クリもてんかん持ちだったから、そこでまた話の花が咲き、その人はスマホに残されている飼い犬の写真を見せてくれた。

 カヤと同じクリーム色のオスのコッカーだった。写真を見ただけでも、カヤよりかなり大きいことが分かった。カヤの頭をなでながら「ああ、この感じ、この感触だ」と言いながら逝った子を偲んでいた。


桜並木のトンネルにて。ちょっとつまらなそうだけど


 

アグリパーク側から眺めた桜並木



菜の花も満開だった


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