小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

クリ、1カ月ごとのガン検診

2012-07-02 | 犬&猫との暮らし

 クリは悪性黒色腫の切除後、1カ月ごとにレントゲンで肺への転移を調べることになっていた。前回から1カ月後の今日の検診で、レントゲンに変化がなければ2カ月ごとになるはずだったが、ちょっと気になる影があるということで、また3週間後に検査することになってしまった。

 先生曰く「黒色腫を患っていなければ、気にしない程度のものです」。悪性黒色腫はタチの悪い腫瘍だから、念には念を入れてということですね。

 術後、抗ガン作用があるといわれているプロポリスについて調べてみた。
 プロポリスは、ミツバチが樹木の皮や芽、つぼみなどから収集した樹液や花粉と、ミツバチ自身が分泌する唾液を混ぜ合わせた粘性の高い物質で、ミツバチたちはこれで巣の隙間や穴を埋めることによって、外敵の侵入や風雨から巣を守り、バクテリアなどの病原菌の繁殖を防いでいるらしい。

 プロポリスの成分を細かく分析すると、約20~40種ものフラボノイド、人体に必要な必須アミノ酸すべてを含む20種類のアミノ酸、テルペノイド、多糖類有機酸、カルシウム、亜鉛やセレニウムなどのミネラル、ビタミンなど、現在までに300近くの成分が報告されているそうなのだ。

 その中から、抗ガン作用やら抗菌作用やら、活性酸素除去作用などなど、自然治癒力を強化する成分が検出されているというのであります。

 形状はドロッとした液状のもので、少々飲みにくそうなので、犬たちには飲ませやすさを考えて、一大産地であるブラジルのNova Moda社製「インペリアルプロポリス」のカプセルタイプを購入し、クリだけでなくブナにも毎日飲ませている。

 私は大変単純な人間なので、こんな効用のあるものも飲ませているのだから、クリのガンは再発も転移もしないと端から思い込んでいる。だから、レントゲンの結果もあまり心配していない。我ながらおめでたい人だなあ、と思う。

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私たちと報道について

2012-07-02 | つぶやき

 7月1日の東京新聞に中沢けいさんが「昨年の震災以来、気になっていたことがひとつある。それはネット情報の中で形成される世論と、テレビ、新聞などの既成メディアの情報のみ接する人が形成する世論の間に大きな溝があることだ。原発事故についてはそれが顕著であった。この溝を埋めるのもまた新聞の仕事であろう」と書いていた。

 私もそれは感じていた。でも、中沢さんが言うように「それを埋めるのもまた新聞の仕事」という部分には「?」と思った。

 というのも、東電などを大手スポンサーに持っている新聞社は、自分たちの利益誘導を重んじた報道しかしないだろうから、その情報しか手に入れられない人達はそこから発信された情報にあまり疑いも持たないだろうし、ほかの新聞社から発信された情報との比較など、よほど意識していなければしないだろうと思うからです。

 情報の受け手の問題である以上、発信側からすれば「埋めようがない」のではないかと思うのだけど、どうなんだろう。

  siinaman 脱原発さんが「今日、大飯でとうとう国家権力が暴力で市民を強制排除した。その昔安保闘争では活動家が機動隊に煽られて暴徒と化してしまい失敗したという教訓から、徹底した非暴力を貫いている。ここで挑発に乗っては絶対にだめだ。今日の事は恐らく報道されないだろう。だからこそ非暴力を貫こう、次の官邸前」
 とツイートしていたけれど、今、繰り広げられている大飯原発前の様子、あるいは昨日から続いている大飯原発再稼働反対行動を報道している大手メディアはほとんどないのではないかと思うのだ。


 「今日の事は恐らく報道されないだろう」と書いているけど、7月2日の朝刊で大手新聞社はどう報道するのかな。

 先日の「朝まで生テレビ」では、マスコミが軒並み消費税増税に賛成した理由として、「財務省に楯突くと税務調査に入られ、追徴課税を取られる。増税されてもマスコミだけは軽減税率で法人税を安くしてもらえる、etc」が明らかにされたという。

 そんなこんなのしがらみがあり、大手新聞社は都合のいい報道に終始するわけですね。危機的状況のフクイチ第4号機の情報やどれだけ大飯原発前で反対行動が続けられているかなども、テレビや大手新聞では報道しないのだろうねえ。

 選ぶ目を持つには選ぶ側の精査が必要ですが、それにはあれやこれやを読み比べたり、情報を疑う必要があり、こうした一連の作業は骨が折れるのだけど、記者クラブの閉鎖的な状況も海外にも知るところとなり、情報の受け手である私たちが何を選ぶかが問われていることは、東日本大震災とフクイチ原発事故で決定的になったんだものね。

 選ぶ自由には重い責任がついてくるからね、民主主義というのは民衆の自覚が必要で、責任が大変重いものなのだね。

 そんななか大飯原発前からジャーナリスとの岩上安身さんが次のように伝えてきた。「再稼動後にはっきりしてきたことは、まず反対派の若者側に、再稼動の阻止ができなかった時点で撤退、という「お約束」の妥協をする気がない、ということ。あくまで非暴力で反対行動を貫くつもりらしい」。
 報道されようがされまいが、そんなことはどうでもよく、とにかく意思を伝える強さを見た気がする。さて、こういった若者たちの行動を「読売」「朝日」「毎日」「産経」などの大手新聞社はどう報道するのかな。

コメント (1)
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