「命を賭けて増税する」「自分の責任で原発再稼働を判断する」、「命を賭ける」だの「自分の責任で」だの、言葉が軽過ぎる!
今国会で増税法案が成立しなかったら、どうするのか! 切腹でもするつもりか。理由はなんであれ、再稼働した原発が事故を起こしたら、どう責任を取るのか!
福島第一原発事故のために、自ら命を絶たなければならなかったほど追い詰められた人々の慟哭を軽んじるのもいい加減にせえと言いたい。
原発事故の犠牲者を蘇らせ、傷ついた人々や失われた日常を元通りにできないのであれば、責任など果たしたことにはならないのに、そんなできっこないことを軽々しく言うなと言いたい。
政権公約を反故にし、なお恥じない厚顔ぶりには吐き気さえもよおす。この偽善者の顔が大写しに掲載されている新聞紙はいつもその顔を表にして、犬のトイレに使っている。何の抵抗にもならないけど(苦笑)。
14歳になってから顕著になったのだけど、ブナは排便をトイレまで我慢できず、ほかの場所でしてしまうことが多くなった。以前は「大きな犬小屋に住んでいます」と冗談(でもない)を言っていたのだけど、今は「大きな犬トイレに住んでいます」と言い変えなくてはいけないくらいだ。
少し前、朝の散歩の帰り道、ブナとクリが競うように助手席に寄って来たので何かと思っていたら、ぷうんと異臭が……。なんとブナが後部座席で排泄していたのでした。
「おいおい、ここでするなら、河川敷で出してきてよ」と言いながら、片手でハンドルを握り、片手で後部座席の敷物をまとめて、2頭が踏んづけないようにしたのであった。
そんなことがあってから、つい先日、なんと朝ご飯を食べながらブナが排便しているではありませんか!
思わず爆笑してしまった。「ブナ、エサを食べながらしちゃうなんて、まるで牛のようだねえ」。
寝そべった態勢からよっこらせっと起き上った拍子に、コロンと落し物をするときもある。こりゃいったい何のせい? そこで仕事の手を休めて「排便のメカニズム」なんぞを改めて勉強したりして……。
肛門は、「平滑筋」という自律神経がコントロールする筋肉で構成されている、内側の内肛門括約筋と、手や足の骨格筋と同じように自分で締めることができる体性神経支配の「横紋筋」で構成されている、外側の外肛門括約筋の2つの筋肉でできている。
内肛門括約筋は意志では動かせない自律神経の命令で動いていて、普段は締まっているけれど、便が下りてくれば緩んでしまう。でも、体性神経支配の外肛門括約筋によって漏らさずに済むわけですね。
トイレで用を足すことをしつけられているブナは、今までなら「ここでしてはいけない」という場所では、多分その外肛門括約筋の働きによって我慢できたはずなのだ。それができなくなったということは、高齢による神経伝達の障害とか、括約筋の機能低下とか、原因は何か特定できないけれど、我慢できなくなってしまったわけです。いわゆる排便障害になってしまったということなのだな。
ブナは、昨日は散歩に行く前に車に乗せた途端に後部座席で踏ん張っており、今朝は今朝でエサを食べながら、ポトポトと落し物をしていた。便そのものは拾いやすい健康的な便なので、笑いながら拾えるけれど、本当に老いてきたなあと思う。というか、赤ちゃんに戻ってしまった感じで、ますますいとおしくなるのでした。