前回に引き続き筋肉学の授業だったので、授業に入る前にすかさず手をあげ(って、生徒は私一人なので、手をあげる必要もないんだけど)、聞いてみましたよ、「犬も筋肉痛になるのですか」って。
先生はものすごーくあっさり「なりますよ~」だって。
ボールの持来やフリスビーが好きな子は、好奇心や遊び心が勝ってしまうから、夢中になってやり続けるでしょ。そのときは興奮しているから走り続けたりするけど、途中で飼い主が頃合いを見て止めさせないと、やはりあとでかなりこたえるらしいです。まぁ歳を取ると自発的に休憩したりするから心配ないけれど、若い子だとつい気持ちが勝ってしまうからネ。
私たちがウサギ跳びを何十回もやらされたあとに足がガクガクしてしまうように、犬も四肢がカクカクしてしまうことがあるみたいだし、気持ちの弱い子だと、その足が痛いわけじゃないけど、びっこを引いてみたりするそうです。我慢強い子は痛がらないけど、ちゃんと(?)筋肉痛になっているとのことです。
私たちは筋肉痛になっても、極端にびっこを引くとか、動かせないというわけじゃないから、口で「あぁ、筋肉痛だよ~」などと言わない限り、傍目には分かりません。犬もそれと同じだそうです。
過度に運動をさせると腱を痛めることもあるから、注意した方がよいと言っていました。あまりに激しい運動をさせたなと思ったときや、犬がカックンカックン歩いていたり、運動後「ぐったり」というときは、足の筋肉にシャワー(38~39度くらいかなぁ)を当てて血液循環をよくして、ほぐしてあげるといいそうですよ。
人間もそうだけど、あまりに急激に負荷をかける運動は、筋肉にも関節にもあまりよくないのですね。ボール投げをして遊ばせるときも、最初はウォームアップ程度に軽く走らせて、それから少しずつ距離を伸ばし、過呼吸気味になったら少し休憩させるといった遊ばせ方がいいのかもね。