<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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テレビを見ていたら小さな子どもが立っていて、何やらモジモジしている。
素人の子供であることは明らかで、なんとなくホンワカしたムードが伝わってくる。

「ピカピカの一年生のコマーシャルみたいやね」

と、一緒に見ていたカミさんが言った。

「ホンマやな」

と私。
その瞬間画面には、
「ピカピカの、一年生♫」
の歌が流れた。

小学館の小学一年生のCMなのであった。

なんと初々しいことか。
そしてなんと爽やかCMだろうか。
小学校入学前の子どもたちのワクワク感、ドキドキ感が伝わってきて思わずニコッとしてしまう。

ここんところ、ひどいCMが目立っていて不愉快になることが少なくない。
名作アニメ「アルプスの少女 ハイジ」を冒涜する家庭教師のトライのCM。
社員総出で制作スタッフが幹部の顔色を伺いながら作ったとしか思えない長谷工のCM。
子供が絶対言わない会社のPRをさも常識でしょみたいに子役に話させる東急リバブルのCM。
例を上げればきりが無い。

それと比べると明らかに小学館のCMのなんと爽やかなことか。
昭和のCMのリメイク。
でもそのホノボノ感がなんとも言えない内容だ。

今年も復活CM ピカピカの一年生。
昭和時代の凄さが今年も令和に輝いていると思った。


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