<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



阪神大震災が発生したのが1月で地下鉄サリンが3月。
このとき、報道の軸足が神戸・大阪から一気に東京へ移ったことは今も記憶に生生しく刻まれている。
サリン事件が発生したら神戸の地震が解決した、なんてことはもちろんなく、現場では懸命な救命活動と復旧活動が続けられていた。

以来、テレビもラジオも信頼しなくなった。
儲かればそれでいいというのが彼ら多くの姿勢なので、視聴率を稼げないテーマはたとえ何万人が災害に巻き込まれようが関係ない。
奇異なトピックに集まる姿は、暑い夏場、路上に落ちている犬のう○こに群がる蠅みたいなものなのだろう。

今朝、九州地方でM4の地震が発生。
ちょうどそのときにテレビの「ニュース番組」では今年の「大河ドラマ」の話題が放送されていた。
そもそもこれって報道番組でお伝えする内容なのかどうか疑ってかかる必要がある。
その時、字幕で地震があった旨伝えられたが大河ドラマの「番宣」が中断されることはなかった。

こういう放送局が一般市民から受信料をなる料金を強制的に徴収することを正当として叫んでいるのが理由がわからない。

地震より番宣が大切。
次回、阪神淡路大震災や東日本大震災級の地震が日曜夜に発生したら、多分ドラマが優先されるんだろうな、と思った朝のひとときであった。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )