<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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テレビというのは本当に「キワモノ」と「ゲテモノ」が集まって、それが「フツウ」だとアピールしている不思議な世界だと思う。

キワモノとして政治・芸能スキャンダルあり、ゲテモノとして誰が見ても美しくない女装男やどうみても不健康を奨励しているとしか思えない超肥満タレントなどが登場する。
聞いたことも無いような名前の大学のセンセイや、そんな分野あるの?という専門家のようなコメンテーターというのはこれらのちょうど中間の役割か。
いずれにせよ、私が子供の頃の昭和40年代であれば、

「これは子供が見てはいけません」

と指摘されるようなキャラクターや場面がゴールデンタイムにあふれている。
チャンネルを回しても同じタレントが出ていたりなんかするのでびっくりする。
こういうのは気持ちのいいものではまったくないのだ。
たまにNHKで流れているあまり耳にしたことのない名前の落語家なんかが出てきて真面目に噺をやっていると妙に安心したりなんかするので世の中これでいいの、かと深刻な気持ちになることもなくはない。

それにしてもあのタレント、そのタレント。
あの教授にあの運動家。

これも表現の自由なのであれば、そんなもの無いほうが健康的ではないかと思わないこともない不思議な世界なのである。
テレビは。




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