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宇宙エンタメ前哨基地

<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム

ハンセン病補償の「?」

2019-10-09 09:17:50 | 科学・テクノロジー
1995年作のダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ主演の映画「アウトブレイク」は衝撃的なシーンから始まる。
アフリカのザイールに原因不明の致死性感染症が発生して猛威をふるい解決が見込めない。
その病気の拡散を防ぐため米軍がとった措置が驚くべきものなのであった。
感染者を収容しているキャンプに核爆弾に次ぐ破壊力を持つという燃料気化爆弾を投下。
治療施設、患者、研究者もろとも爆弾によって処理してしまったのだった。

感染症というのはこれほどまで極端ではないにしろ、非常に危険性をはらんでいる恐ろしい災害だ。
米国のCDCや日本の国立感染症研究所のバイオセキュリティレベルを考えると、その重要度がわかるというもの。
とりわけ新型であったり、その原因がわからない謎の感染症が発生したら人類そのものを守るために極端な政策も必要なわけだ。
初期のエイズもその一つだった。
実際には映画のようなことは無いにせよ、衝撃的であるに違いない。

ハンセン病の隔離政策に対して政府が補償をすると言い出したのは小泉純一郎政権のとき。
今はハンセン病は原因がわかっている感染力の弱い病気で、適切に対処すれば隔離は必要ないとのこと。
だから過去に患者を隔離したのは憲法に定められた人権に反するのだというのがその論拠だ。
裁判も補償をするようにという判決を出したが、これっておかしくないだろうか。
あくまでも個人的意見だが、この判決は生命の安全確保を逸脱させる常軌を逸した判決であり政策ということが言えるのではないかと考えている。
ハンセン病は当時は解決策のない伝染病の一つだったのだから。

例えばわけのわからない伝染病が蔓延したときにこのルールでいくと発症者を隔離することができない。
隔離すると後日補償を求められる可能性があるからだ。
健常者を守るために感染症患者を隔離することは最大の防御策である。
この方法を取れないとなると、政府はどのようにして国民の安全を守るのか疑問になってくる。
ましてハンセン病は家族ですら忌避して感染者を見せない、存在を言わない、差別するという対象だったのではないか。
ハンセン病が出ると結婚にも影響がでる。
就職にも出る。
その他様々な社会的影響に囚われて、それが科学知識の不足であったにせよ、感染症から身を守る生物としての基本的な反応でもあったということはできないのか。
その家族も当時差別をした補償対象に含めるのだという。
言ったもの勝ちの様相だ。

ハンセン病患者隔離政策。
そもそも患者の人権を守るための意味もあって施設をつくって隔離して生活を補償した政策だ。
今の科学技術と価値観で見ると悲しい歴史だが当時の医療エベルや健常者保護の観点から政策が間違っていたということは言えないように思えてならない。
補償するにせよ方法や対象の選定にせよ、もっと納得の行く説明がない限りいくら裁判といっても税金を払っている方からすると「?」が出てくるのも否めないのだ。


自動か手動か・AIか人間か、それが問題だ

2019-03-29 12:59:56 | 科学・テクノロジー
インドネシアとエチオピアで墜落したB787MAXの事故原因がわかってきた。
どうやら自動制御装置に問題がありそうだ、とマスメディアが伝え始めている。

これで思い出したのが1994年4月に名古屋空港で発生した中華航空機墜落事故。

ご記憶の方も多いことと思うのだが、この事故は死者264人、生存したのはたったの7名の大きな事故なのであった。
このとき、御巣鷹山の日航機事故から10年ほどしか経過しておらず、航空機事故に関する関心がまだまだ色濃く残っていたときなので受けるショックは小さくなかったな。
しかも中華航空が犠牲者家族に補償したのが一人あたりわずか300万円だったこともショックを増幅させ、

「つまらんエアラインは使うべきじゃない」
と思ったのは今も記憶から離れずにいる。

でもこの事故で最も驚いたのはその原因だった。

事故を起こした機体エアバスA300は自動操縦装置が充実した機種だった。
今もそう。
いくつもの安全装置が組み合わされていて人が起こすと考えられる小さなミスもバックアップ。
パイロットの技量による操縦安全性の差をなくすという、最先端技術の飛行機だった。

ところがこの安全のためと装備された自動操縦装置が事故の原因になってしまった。

自動で着陸をしようとしていたこの中華航空機は名古屋空港新入中に高度を維持しようとした装置側と、自動操縦解除と勘違いしたパイロットの手動操縦が双方で反発。
結果的に失速を招いて地上に激突することになった。
思いもしない人間対コンピュータという組み合わせが生み出した事故なのだった。

この時、手動装置と自動装置が反発し合うエアバスの設計思想に対して、

「ボーイングは自動であってもパイロットが操縦桿に少しでも動作を加えると全て手動に切り替えるので安全」

という情報が報道されて、航空機大手二社の設計に関する違いが鮮明に現れていた。

「いざとなれば人のほうが有効だ」

と私は強く感じた私はエアバスよりもボーイングの方が安全。
しかもコンピュータは所詮機械なので想定されていない事態が発生した場合、頼れるのは人だけ。
人が操縦できないヒコーキに乗るべきではない。
と今も思っているし、その延長上に自動車の自動運転なんかさらにあり得ないと思っている。

ところが信頼していたボーイングが墜落。
しかもその原因が「自動操縦装置は優先しない」と思っていた設計思想のいつの間にかの変更。

何を信じてヒコーキに乗ればいいのか。


自動か手動か。
さらにはAIか人間か。

変なオプションはつけないでいただきたいと思う航空機常習者の私の希望なのであった。

失敗時の大成功・ソユーズ打ち上げ失敗

2018-10-16 12:34:15 | 科学・テクノロジー
1970年。
月へ向かっていたアポロ13号のミッションは失敗の中での大成功と言われている。
それは地球に戻れないかもしれないという大事故の危機的状況にもかかわらず、乗組員、管制スタッフともが冷静沈着に考え行動したことで見事に無事帰還を果たしたからだ。
結末はわかっているのに何度観ても感動してしまうのがロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の映画「アポロ13」。
それほど失敗の中の大成功は感動的なのだ。

そういう意味において、今回のソユーズロケットの打ち上げ失敗は成功の中の大成功と言えるのかもしれない。
「ソユーズ宇宙船、打ち上げ失敗。国際宇宙ステーションの運営に影響か」
朝起きるとそういうニュースが流れているので、
「おお〜可哀想に」
という言葉がとっさに出た。
「何がかわいそうなん?」
と先に起きてテレビを観ていたカミさんは言った。
「かわいそうやん。宇宙飛行士。打ち上げ失敗やったら...」
「生きてるで」
「?」
「脱出して行きてんねん」
「!」

これまで友人宇宙船で「打ち上げ失敗」というと即、死に結びついて気の毒で残酷な光景が映し出されるというのが普通だった。
スペースシャトル「チャレンジャー」号の爆発は30年前とはいえ記憶は鮮明で今も忘れることはできないし、帰還途中とはいえスペースシャトル「コロンビア号」の空中分解も気に毒としか言いようがない。
ところが今回のソユーズは2人の飛行士はパラシュートで地上に帰還。
テレビを観ているとソファにくつろいで記者の質問に答える二人の姿も写っていたのだ。

ロシアのソユーズは1500回を超える打ち上げ回数だというだけに、ものすごい数のノウハウが溜まっているのだろう。
もちろん緊急時の脱出もその一つ。

ソユーズ1号が帰還に失敗したことは宇宙飛行の歴史でもつとに政治優先で技術無視で生じた悲劇と言われているが半世紀も経過すると当たり前のように安全システムが備わり、機能しているのかも。

久々にあっと驚く宇宙関連のニュースなのであった。

やあやあやあ、台風がやって来る

2018-09-03 14:08:12 | 科学・テクノロジー
台風21号が接近中というニュースが流れる。
「またかいな」
とつぶやいてしまう。

JRが運休を予告。
「またまたかいな」
とつぶやいてしまう。

今年は驚くほど多くの台風がやってくる。
いつから大阪は台風銀座の沖縄になってしまったのか。
大阪市大正区に沖縄県人が多いことはつとに有名ではあるものの、人は増えるのは大歓迎だが台風が来るのは歓迎することができないのは誰でも同じ。

私の実家のマンションは10年ほど前に台風の突風で屋上屋のの裏側に張られたパネルが破損。
周辺の一戸建て住宅に飛んでいき複数の自動車の窓ガラスを割る、住宅の瓦屋根を跳ね飛ばす、など多大な被害を振りまいた。
被害総額は400万円ほど。
幸いなことにず〜〜〜〜〜と大昔に管理組合で加入していた、
「こんな保険いらんやろ」
などと言われていた保険が効果を発揮して全額保険金で修繕と賠償をすることができた。
まるで高さ15メートルの防潮堤を築いていて、
「そんなものは要らんだろう」
と言われていた東北地方の海辺の小さな町が、その現代の万里の長城と揶揄された防潮堤で津波を回避することができたのに、少しばかりに似ていた事件だった。

今回の台風21号は前回の20号もそうだが昭和36年の第二室戸台風とほぼ同じルートをたどっており、大阪に最も大きな被害を出すコースでもある。
当時私の父母は堺の団地に住んでいたのだが、
「こんな台風なんかたいしたことはない」
と居間でのんびりしていたところ、突然ガラス窓が木っ端微塵に割れて衣類、その他殆どが飛んでいってしまったのだという。
その恐怖たるや、まだ若かった二人には忘れられないものになってしまった。
このとき私はまだ生まれておらず、まったく知らないのは当然なのだが、父も母もその台風の恐ろしさを今も時々語ることがあるくらいだ。

室戸台風は史上最強の台風で気象台の風速計が振り切れて最大風速が未だ不明の恐ろしい台風でもある。

今回の21号は気圧も低く、最大風速45メートル。瞬間風速は60メートルというのだから、室戸台風といい勝負かもしれない。

やあやあやあ、台風がやってくる。
庭のガラクタをまた紐で縛らなければならない。

農業とエネルギー

2018-05-13 16:45:54 | 科学・テクノロジー
スーパーの生鮮食料品のコーナーでは2種類のレタスが置かれている。
1つは普通の結球レタスで、もう1つは「○○産」と書かれた植物工場製のレタスだ。
で、私は植物工場産の野菜は選ばず、必ず露地物を買うようにしている。

3.11以来ブームになっていた植物工場。
最近の統計によるとその7割が不採算または採算ギリギリの経営だという。
3年ほど前は1割程度しか経営が成り立っていないという政府の統計もあったので、少しは改善しているということが言えるのかもしれない。

それは尤もなことであろう。
なんといっても植物工場の野菜は大量のエネルギーを消費して栽培されているのだから露地物と比べて採算が合いにくいのは当たり前。
店頭で売られている植物工場製の野菜の少なくとも3分の1が電気代なのだ。
つまり野菜工場の野菜を買うことは、イコール大量の石油資源あるいは原子力を使用しているということなのだから。

植物工場には大きく分けて2種類がある。
太陽光型と人工光型で、一般に植物工場と読んでいるものは人工光の物が主流だ。
人工光型は閉塞された空間でLEDや蛍光灯を使用して一年中空調で気温と湿度と気流を管理された空間で作物を栽培する工場だ。
太陽の代わりに照明装置を使用するので明るさと植物に適したスペクトル分布の光が必要だが、これにまずは大量の電力が必要となる。
しかも照明装置を使用しているので熱を発するため冬でも空調が必要になり、それも大空間でエアコンを使うので凄い電力量だ。

たとえば毎日1万株のレタスを出荷する植物工場では1日あたりの電気代が70万円ほど必要になるという。
70万円の電気代というと一般では想像するのが難しいけれども、以前読んだ本によると山陽新幹線で8両編成の700系が新大阪から博多まで片道で消費する電気代がだいたい50万円というのだから、その電力量は凄いものがある。

環境を考えて、
だとか、
食料の安定生産を、
だとか、
安全な食料を、
なんてことがこういう特殊な施設園芸ではキャッチフレーズになっている。
でもホントはそういう甘っちょろいものではなく、太陽の下ですくすく育つ健康な農産物とは随分違うというのが現実なのだ。

化石燃料か原子力で作る野菜。

あなた、食べたいですか?

egword universal、 復活のニュース

2017-10-06 07:54:40 | 科学・テクノロジー


Mac OSがバージョンアップするごとに気にかかることが1つある。
それは、
「egwordを使い続けることができるのかどうか」
ということだ。

いよいよMac OSの新バージョンHig Serriaがリリースされた。
最新のMacシリーズに最適化された64ビットアーキテクトのOSは「あなたのMacをさらなる高みへ」連れて行ってくれるということだが、私にとってはそんなことどうでもよく、egwordが使えるかどうかが重要である。
ついでにいえばadobe CS5が使えるかどうかも重要なのだ。

情報によると新しいMac OS High Sierraではegwordは動かないのだという。

これはエライコッチャ。
egwordの代わりになるソフトが実際のところない。
先年、egwordの代わりをと思って MS-wordを買い求めたが話にならない。
画面がばばっちいところに加えてページ数が多いと動作が鈍くなりストレスを感じる。
Winユーザーはそんなことは慣れているのかもしれないが、Macユーザーはいつもサクサクが条件なので、これはダメなのであった。

で、どうなることかとさらに検索すると、そこには驚くべきニュースがアップされていたのであった。

「物書堂 egwordのライセンスを獲得」

物書堂はegwordを開発していた解散したエルゴソフト社のスタッフで構成されているソフトウェア会社で以前から新しいバージョンはここからリリースされるのではないかと想像されていたところだ。
エルゴソフトが大手の会社に吸収されてしまった経緯はよくわからないが、恐らく人材が流出する大きな問題が発生して、結果的に会社を出た人たちに吸収した側がなかなかライセンスを譲渡しなかったのではないか、と私は勝手に想像している。

ところが10年が経過して状況も変わったのだろう。
ついにegwordがそれを生み出した人々の元に帰ることになったというわけだ。

ということで、egwordの新バージョンが発売されるのを待っているのは私だけではないはず。
これで安心してMac OSも最新バージョンにアップグレードできるので、かなり嬉しい。

誰でも作れるICBM、その材料費は誰が?

2017-07-30 21:37:42 | 科学・テクノロジー
その昔。
「中学生ぐらいの知識があって、材料さえあれば原爆作るのは簡単だ」
などと言われていた頃、
「ふーん、そんなもんかい」
とあまり関心を持たなかった。
「材料をどうやって手に入れるねん。いくらするの?プルトニウム」
と思った。
そんな私だが、最近同じようなフレーズが頭に浮かんで離れない。

で、それは何かというと、
「北朝鮮ぐらいの知識と財力の程度で、悪巧みがあればICBMを作るのは簡単だ」
ということ。
「でも、金はいったい誰がだしているの?」

そもそもロケットの原理は核爆弾よりも簡単でわかりやすい。
例えばペットボトルと水とポンプさえあれば誰でもロケットを作ることができる。
飛行距離が100mぐらであっても、原理はICBMと変わらないのだ。

問題はペットボトルのロケットなら材料費はタダみたいなものだが、ICBMは非常にお金がかかるということに大きな違いがある。
あくまでも推測だが北朝鮮は世界最貧国の1つと言っても過言ではない。
まさか日本から地下銀行を通じて送られるパチンコの収益だけでICBMを作れるとは思えない。
試しにパチンコ産業をすぐさま違法にしてできなくしてみればよく分かるような気がする。
誰かが、いかにしてその費用を捻出しているのか。

私は密かに韓国が北朝鮮に出資して核弾頭付きミサイルを開発させているのではないかと思っている。
彼らは南北に別れているものの本質は同じ民族。
趣味も価値観も共有しており、ここ20年間ほどは南の多くの人々はナゼか北にゾッコンだ。
南はと言えば国際的に一等国になったつもりなので、まさか原子爆弾を開発するわけにはいかない。
だから代わりにと言っては何だが、できの悪い親戚にお金を出して作らせているのではないかと思っている。

その最終的な目的は何かというと、日本をとっちめること。
核爆弾とそれを飛ばせるミサイルを持つことで、
「慰安婦や徴用工への賠償とひざまづいて謝罪することを永遠に続けさせる」
のが目的だ。

なんだかアホな空想かもしれないが、ありえないことをやってきたお隣の国だけに、そうかもしれないという疑いの気持ちは日ごとに増しているのだ。

ニトリの無粋

2017-03-29 08:40:42 | 科学・テクノロジー
なんとも無粋な家具屋なこと。
どこのことかというと、家具量販のニトリ。

台湾企業に買収されたシャープには大阪人の私としては情けないやら恥ずかしいやら。
大いに失望していたのだったが、乗り込んで来た台湾人社長の戴正呉社長は粋な人なのであった。
経営不振で売っぱらった阿倍野区西田辺にあった旧本社を買い戻すと宣言。
売り先に交渉をして、このほど結論が出た。
半分は買い戻しに成功して、半分はダメなのであった。

西田辺の本社には私も一度だけお邪魔したことがある。
玄関を入ると、そこにはショーケースに収められたシャープペンシルが展示されていた。
シャープペンシルは三菱鉛筆やぺんてるが開発したした商品ではない。
シャープの創業者早川徳次が開発した商品だ。
シャープペンシルの名前は早川徳次ではなく、当時付き合いのあったライオン事務器の福井庄次郎社長のアドバイスで名付けられた。
そのシャープペンシルの成功が今日の液晶のシャープをスタート地点だとよく分かる展示なのであった。

戴正呉社長が旧本社の買い戻しを決めたのは「大阪創業の地を取り戻すことで精神もとりもどす」ということらしい。
これは数年前にJALの会長に就任した京セラの稲盛和夫が、トレードマークを日の丸の半かけしたシンボルから鶴丸に戻したこととよく似ている。
企業の伝統的なシンボルを大切にすることで創業の精神を取り戻す、という粋な作戦だ。

で、結果南港通りを挟んで南北にある2つの建物のNTT都市開発に売却した建物は買い戻しに合意。
もう一方のニトリに売却した建物はニトリが納得せず買い戻しできなかった。
ニトリはここでの店舗開店に熱意を燃やしてすでに建設に着手しているという。
ちなみに私は何度が近所のニトリに行ったことがあるが、没個性で良いものがあまりないので買い物をしたことがない。

ここで思うに、商売というのは文化が重要だなと感じることだ。
NTTはシャープの新社長の心意気を理解してかどうかわからないが同意して、ニトリは自分の商売優先で結論した。
ちなみににニトリはここからそんなに遠くないところに店舗をすでに持っている。

大阪人に限らず、顧客はどちらを贔屓にするのか。
考えなくてもわかると思うのだが。

ハルカスと通天閣と上町断層

2017-02-25 16:14:14 | 科学・テクノロジー
南海トラフ地震の発生が確実視されていて、それもいつ発生してもおかしくないという。
実際の地震の揺れは海洋型地震なので阪神淡路大震災のときのような急な加速度で突然ドド〜〜ん来るのではないから、最新の耐震基準の建物にいる限りはほぼ大丈夫。
心配されるのは東日本震災並の津波で、特徴は揺れたらすぐに津波が襲ってくるということらしい。

そういう「災害の備えは万全ですか」というトピックはここ数年繰り返し言われてきた。

産経新聞ネット版の報道によると、それに加えて南海トラフの近くの圧力により大阪上町断層帯の直下型地震に警戒する必要度がアップしているのだという。

上町断層といえば大阪のど真ん中を南北に貫いている活断層だ。
天王寺動物園から見ると大阪市立美術館が東側の丘の上に立っている。この美術館に向かって上がっていく大きな石の階段のところが目に見える上町断層の一部なのだ。

この上町断層の東西1000メートルぐらいの範囲には数々の著名な建築物がある。
大阪城、敵塾、大阪中央公会堂、通天閣、あべのハルカス。
この中であべのハルカス以外は阪神大震災の震度(大阪は確か震度6)でびくともしなかったことが経験として確認されているが、上町断層が動いた場合、断層のすぐ横にあると言っても過言ではない通天閣と高さ350メートルのあべのハルカスが突然はどうなってしまうのか。
そして動物園もどうなるのか。
天王寺動物園は断層のすぐ横にある。
檻が潰れて猛獣や毒蛇なんかが逃げ出したりしないのか。

とっても気になるニュースなのだ。

さらばPhotoshop、Affinity Photoがやってきた

2017-01-05 12:00:00 | 科学・テクノロジー


ここ1〜2年、パソコンソフトの購入方法に大きな変化が訪れている。
昔はパソコンソフトは電気製品やCDと同じようにパッケージで「もの」として購入していた。
ところがここんところネットが発達したからどうかは分からないが、月極もしくは年度払いで料金を徴収する、あるいはしようとするソフトウェアが増えてきたのだ。
とりわけ「業務用」に分類されるソフトにはその傾向が強い。
しかしMS-Officeのように個人利用者が多いソフトウェアでもOffice360とかなんとか言って毎年料金を徴収しようとする試みがスタートしている。
さすが時代に取り残されつつあるマイクロソフト商売というところか。

昨年は会社で使っていたAutocadがライセンス契約の月極払いとなってしまい「固定費が余計にかかる」と社内の評判は芳しくない。
代理店のなんじゃら商会の担当者の言葉も奥歯にものが挟まったような案配だ。
それでAutocadは仕事だけなので私個人が負担するものではない。
問題はAdobeのPhotoshopやIllustratorなのである。
こちらも業務系に近いソフトであるけれどもMS-Offceと同様に私のような個人ユーザーが多いこともあり、月極ライセンス支払い制は正直言ってかなりの負担でありがたくない。
プロのデザインナーならいざ知らず月に数度しか使わないソフトウェアに毎月5千円ちかくも払えるか!ちゅうものなのであった。
プロのデザインナーでも関西に多い個人で何もかもやっているフリーの人には思いっきり負担になっているのではないだろうか。

「印刷業界は俺さまのものだい!」
というAdobe社の露骨な想いがそのまんま現れているということも言えるだろう。
ユーザーや印刷業者は文句も言えない。

で、私はこのAdobeのCS5という結構古いバージョンの製品を昨年末まで使ってきた。
仕事で使う提案書や簡単なチラシ、報告書など、さまざまな分野に駆使してきたのだ。
そもそもCS5を購入する時は清水の舞台を飛び降りるくらいの決断が必要だった。
それは個人で買い求めるには非常に高額なソフトウェアだったからだ。
当時私はクラリスワークスから転じたiWorkや名作日本語ワープロソフトEG-Wordで十分仕事をこなせていた。
正直言って画像補正はcolor it! ベクトル描画はiWorkで、で十分なのであった。
ところが職種が企画職になって自分のプライベートな時間も仕事に割くようになって、あれもやりたいこれもやりたいといっているうちに、カミさんも情報誌の編集みたいなことを始めてしまったので、
「CS5が要るな」
ということになったのだった。
購入価格は20万円強。
カミさんも使うのに、なぜか私の出費と相成ったのであった。

そのCS5も使い続けること8年ほどが経過し、いよいよ最新のMac OS Sierraでは使えないという事態に発展した。
正直、現在使っている一つ前のOS EL Capitanでのエラー出まくりでなんとか使っているという状況なのであった。
長年使っているためか、使いにくいという感覚は無かったのだが、時々出るエラーには少々参っていた。
で、新しいものを買おうかと悩んだのだが、とんでもないことになることがわかった。
かなりの費用がかかる。
それも半端ではなく、自動車が買えそうなほどの費用がかかることがわかったのだ。
ソフトはパッケージ版はなくなっていた。
ライセンス料を払わなければならない。
その額、毎月約5000円。
たとえばこれでCS5のように8年間使い続けると固定経費は48万円にもなるのだ。
まったくもってアホな価格だ。
しかもこれまでは2台のMacにインストールして同時に使用することもしていたが、今後はできないのだという。
そういうことになればカミさんと同時に使用するために2ライセンスを買い求めなければならず、8年間の固定経費は96万円。
なんと100万円の負担になってしまう。
Adobeよ、アホなのか賢いのか。
個人でそんな金額負担できるわけなかろう!

そんなこんなしているうちに娘が大学生になりそうなので、娘のためにMacを買わねばならない。あるいは娘が貯めた小遣いで買わねばならない。
今時の大学生はレポートやプレゼンはMacで作成するものだ。
だからといってソフトを3ライセンスも買うことはできない。
で、どうしたもんかと悩んでいたら、今月号の雑誌「Mac Fan」の小さな記事に、
「Affinity Design」
というソフトウェアが紹介されていたのを見つけた。
まさに運命の出会いなのであった。

Affinity DesignはIllustratorのようなベクトル描画のソフトウェアでイラレの機能のほとんどを網羅していることに加えてユーザーインターフェース、つまり操作性に優れているというのだ。

こういうソフトの紹介は度々目にする。
しかし実際に使ってみると、
「こりゃあかんわ」
というものが少なくないのも現実だ。
しかし短いながらも結構褒めている記事なので早速ネットでAffinity Designのサイトをチェックしてみた。

結果、ビックリしたのであった。
デモのビデオ画像を見る限り、しっかりとイラレの代わりが務まりそうなのであった。
個人的な範疇では。
Affinity Designはイギリスのソフトメーカーの製作のようで最近の中国製の怪しげなソフトではないようだ。
それも期待できそうで嬉しい。
サイトをチェックしていると、Affinity Photoというソフトがあることも知った。
こちらはPhotoshopの代用になるものらしい。

これは凄いではないか。
PhotoshopもIllustratorも代用できるとなると有望である。
CS5を買った時は他にもDreamWeberだとかFlashだとか色々ついていたものの、結局2つ以外に使えるソフトはAcrobat Proぐらいであった。
抱きわせすんなと思ったものだった。
しかもPhotoshopの代用になるというAffinity Photoは期間限定特価のわずか¥4800。
しかもしかもApp Storeで購入すると家族の間では最大6台のMacにインストールすることができる。
これは試してみる価値がある、と私は即断。
即断した割には口コミをチェックしたのだったが、ソフトそのものが誕生して2年ほどしか経過しておらず、最新の口コミが見当たらない。
そこで「β版を試しました」なんていう口コミもチェックして納得した上でApp Storeで買い求めたのであった。

今年はじめての買い物であったAffinity Photoはズバリ、当たりだった。
最初は操作画面が当然のことながらAdobe製品とは異なるので使い勝手に戸惑ったものの、30分間も遊んでいるとPhotoshopで操作していた各種レタッチ、歪曲修正、コントラスト調整、色調整、切り取り、合成、文字入れ、その他諸々は難なくできることが判明。
しかも早い!
快適だ。
それにCS5と違って私のiMacのRetinaディスプレイを存分に活かせる。
これも有りがたい。

さっそくカミさんのiMacにもインストールしてみたところで申し分なく動いていた。
しかし、
「私、Photoshopのほうがええわ」
とカミさん。
使い勝手が変わることに抵抗があるらしい。
それでもしかし、
「4800円やで」
と私が言った瞬間、
「めっちゃええソフトやん。新しいPhotoshopいらんわ」
となったのであった。

今、慣れるためにゴチャゴチャ遊んでいる。
そしてもともと使えるかもと思っていた「Affinity Design」も体験版をダウンロードして試しているが、これもイラレよりも遥かに使いやすい。
難があるとすれば素直な縦書き機能が無いことか。

ということで、
さらばPhotoshop!
これからはAffinity Photoで十分なのだ。