tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

安倍路線の継承者が次期自民党総裁に?

2020年09月04日 23時04分51秒 | 文化社会
 前回も触れましたが、「阿部路線を確り継承する」という菅官房長官が、マスコミでは自民党次期総裁に確実視されている今回の自民党総裁選です。
 多くの国民がどう思っているかは解りませんが、状況証拠から見れば、アベノミクス、安倍外交、その他所謂、モリ・カケ・桜問題など安倍政権はまさに行き詰まり状態で、支持率は低迷の一途、というのがこの間までの状況でした。

 前々回、 経済や労働問題については取り上げましたが、外交でも、世界中の良識から顰蹙を買うトランプさんとの蜜月はありますが、プーチンさんとは22回あっているそうですが北方領土問題の見通しは悪化の一途、拉致問題はトランプさんに口利きを頼んだだけで何も変わらず、中国は尖閣問題など、強硬な態度を増すばかり、韓国との関係はますます悪化、などなど、我々一般市民から見ると、内政でも外交でも日本の地位は低下するばかりと感じられるのです。

 今回の立候補者3人の中の後の石破、岸田のお2人は、ソフトではありますが、安倍路線には批判的な意見もお持ちです。
 コロナは万国共通ですが、今の日本の閉塞状態を考えれば、当然何らかの政策の新機軸が必要と思われるのですが、その中で早々、「安倍路線を継承」という菅さんが当確という事ですと、『一体今の自民党ってなんだ」といた感じを受ける人は多いのではないでしょうか。

 国民が争いを好まず、真面目で確りやるから、舵取りがどうでも差し当たって何とかなっているという事はあるのかもしれませんが、しかし長い目で見れば、心配な事ばかりのような気がします。これで本当に国民と自民党の間に認識の「ねじれ」は無いのでしょうか。

 
 

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