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tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

雲見 3mmの差(4)

2008-11-13 21:12:22 | プチ放浪 海沿い編

 

小学生の頃、図書館で借りた「海中撮影への招待(←うろ覚え)」なる本には、ドライスーツのことも書かれていた。真冬にダイビングを終えてドライスーツを脱いだ時に、体から湯気が昇っているのを見て、ドライスーツのすばらしさを知ったという文章だ。スーツのあちこちから空気を追い出して着る必要があると書いてあったように思うので、今で言う、シェルタイプのドライスーツだったのかもしれない。
ところで、雲見のイントラたちが着ているのは7mmのツーピースのウェットスーツ。ロクハンというプロダイバー御用達の6.5mmウエットスーツよりもさらに0.5mm厚いスーツだ。
ツーピースなので合計の厚みは14mm。一方、ぼくのツーピースはそれぞれ5mmの厚み。これに1mmのフードベストを下に着込んでいるから合計11mm。すなわち、イントラたちとは3mmの差がある。
イントラの場合は、ひとつのチームのガイドが終わっても、続けて他のチームのガイドをしなければならないので、海からあがっても、体をお風呂などで温める暇がない。だから、ウェットスーツにこの3mmの差が必要になってくるのだ。
ぼくは5mmのウェットスーツを着るのにさえ、きつくて四苦八苦する。まして、7mmのウェットなんて着たら、着るだけで疲れ果ててしまうだろう。だから、5mmのツーピースで充分。
また、ドライスーツの場合は、トイレに行くたびにスーツを脱いで行かなければならない。イントラたちがドライスーツを嫌がるのは、こうした理由があるからだ。

そうすると、ウェットスーツの場合に、トイレは・・・・・・以下、自粛。
だから、かわいい女の子のすぐ後ろを潜るとき、10リットルぐらい海水を飲むやつがいるけど、この事実を教えたら・・・・・・以下、自粛。

これから冬に向かって、5mmのツーピースで、がんばれるだけがんばってみようと思っていたが、この文章を書いていて思い出した。
イントラの慶子さんは、冬にはドライスーツを着るって言ってたっけ。やっぱり、5mmじゃあ、所詮、冬の海は無理なのかもしれない。水が入らないように首をきつく締め付けられて、地上では3分しか着れないドライスーツだけど、この先、やっぱり着るのに慣れる必要があるのかも・・・・・。

ところで、雲見のあるイントラに、「快適なウェットスーツってどんなのです?」と質問したところ、「普段着で携帯を装着して」との答えが返ってきた。
そのイントラ、いまは、プーケットにいるのだが、雲見に帰ってきたら再会を祝って<普段着で携帯を装着して>海に還してあげようと思っている。


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