山菜のおいしい季節だ。
先日長野を旅した時、おそばやで山菜の天ぷらを酒肴に、長野の地酒を燗にして飲んだ。
ぼくは「こしあぶら」のてんぷらほど美味いものはないと思っている。
今日まで、「染めもん展」をやっている。昔から、着物の上級者に好まれるものに「ぜんまい紬」
というのがある。山菜のぜんまいの綿毛を根気よくとって、絹と紡いでつくるらしい。気の遠く
なるような手間をかけている。それを箪笥に一枚いれていると、虫がつきにくい、らしい。
河野夫妻がせんじつ、押上の名店「隕石屋」をのぞいたらしい。最近、一部のマニアでは、
天真庵で蕎麦を手繰り、帰りに隕石屋に立ち寄ることを「押上の宇宙ツアー」というらしい。
うちの蕎麦に隕石は含有していなし、石臼が隕石というわけでもない。でもTQ技術で
できた「元気シール」は、もともとは「宇宙エレルギー」といわれていたこのが確かにある。
隕石屋の主人が、「ぜひ、隕石の糸を紡いで、着物をつくったら、地球上にふたつとない着物ができますよ」
といったらしい。あいかわらず、おもろい王子様である。
昨日は、着物の上級者で池袋時代からこられる人たちがあまたこられた。
そんな奇妙キテレツな話を飲みながらやっていたけど、今日あたりこそっと隕石屋にいって、隕石を
帯どめにしよう、なんて思っている輩がいるに違いない。
今日は「碁利益のおまもり」もやってくる。これもひとつひとつ「あわじ玉」までつくって作り上げる手間が
あるので、なかなかめづらしい品物である。注文におっつかないけど、いずれ自分の分もキープしたいと思う。
今日は日曜日だけど、19時まで営業。
明日は「卵かけごはん」 夜は「順受の会」 二階では「お座敷で蕎麦遊び」もやるので、朝からてんてこな月曜になりそうだ。
火曜日が「書をしよう会」
水曜日が「おんなかっぽれ」
サイトの運営を熊本でやっているので、しばらく更新されないけど、5月27日に「やまね組のクラシックコンサート」
がある。