長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

行人様に教わるそばの力

2016-04-01 08:54:45 | Weblog

3日間、いろいろな山紫水明どころを旅した。

春は、京都時代の後輩で22歳で逝った城倉くんの墓か伊那谷にあるので、

立ち寄った。彼の命日は4月22日で、その時に桜が悲しいくらいきれいだったことを

思い出した。昭和56年の話だ。

今日は4月1日。2007年の今日、押上の天真庵がスタートしたので、今日から10年目。

もっとも珈琲は昭和51年からやっているので、もうかれこれ40年になる。まだまだわからないことが

あるし、上があるように思う。石臼と元気シールもって、世界を放浪したいような気もする。

旅の途中に「行人様」(ぎょうじんさま)の御開帳という看板を見つけた。即身仏、つまり生きながら

仏になった人で、「行人様」で検索すると精しくでてくる。修行中は、一日茶碗一杯の蕎麦粉で

すませていたらしい。千日回峰行の時も断食の前にそばがきを食べるらしいが、昔から

修行僧とそばとのかかわりは深い。あちこち全国歩いていると、仙人のような暮らしをしてきた

人たちは、そばと自然薯をよく食べていたことがわかる。

今日から、「もち麦とろろごはん」をメニューに増やす。もち麦は開店した時からイベントの時に

「そば雑炊」として共してきた。最近便秘の人が多いのと、それと関連して大腸がんの人

が増えているので、もち麦の力を少し感じてもらえればと思う。

今日は「ねんど」    こねるのまいかさんが主宰する「こねこねくらぶ」

明日はボサノバライブがあるので16時閉店。

明後日は「日曜蕎麦道場」と「日曜鮨研究会」があるので16時閉店。