3日間、いろいろな山紫水明どころを旅した。
春は、京都時代の後輩で22歳で逝った城倉くんの墓か伊那谷にあるので、
立ち寄った。彼の命日は4月22日で、その時に桜が悲しいくらいきれいだったことを
思い出した。昭和56年の話だ。
今日は4月1日。2007年の今日、押上の天真庵がスタートしたので、今日から10年目。
もっとも珈琲は昭和51年からやっているので、もうかれこれ40年になる。まだまだわからないことが
あるし、上があるように思う。石臼と元気シールもって、世界を放浪したいような気もする。
旅の途中に「行人様」(ぎょうじんさま)の御開帳という看板を見つけた。即身仏、つまり生きながら
仏になった人で、「行人様」で検索すると精しくでてくる。修行中は、一日茶碗一杯の蕎麦粉で
すませていたらしい。千日回峰行の時も断食の前にそばがきを食べるらしいが、昔から
修行僧とそばとのかかわりは深い。あちこち全国歩いていると、仙人のような暮らしをしてきた
人たちは、そばと自然薯をよく食べていたことがわかる。
今日から、「もち麦とろろごはん」をメニューに増やす。もち麦は開店した時からイベントの時に
「そば雑炊」として共してきた。最近便秘の人が多いのと、それと関連して大腸がんの人
が増えているので、もち麦の力を少し感じてもらえればと思う。
今日は「ねんど」 こねるのまいかさんが主宰する「こねこねくらぶ」
明日はボサノバライブがあるので16時閉店。
明後日は「日曜蕎麦道場」と「日曜鮨研究会」があるので16時閉店。