長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ちょっと前の普通の生活の中にあるさりげない幸せ

2011-08-23 08:09:21 | Weblog
そんなとこに光をあてるのが、うまかった作家、
として向田邦子さんのことが、彼女の命日昨日の
「天声人語」に書いてあった。

ちょうど先日のスケッチの日に、みんなで昔の手まわしの
「えんぴつけずりき」で、えんぴつを削っている様子を見て
「なつかしいな」と思ったばかり。
「手をつかう」「できることは自分でやる」「ものを大切にする」
ことは、見ていても、ほのぼぼするものだ。

ちょうど実家から「しらす」をもらってきたので、向田邦子さん
の本から盗んだ料理をつくった。
「魔法のフライパン」(そんな名前のフライパン・注文してくるまで
3年くらいまった)に、ごま油をひいて、そこにシラスと、おろした
にんじん(できたら、竹のおろしきでおろすといい)をなげいれて。
適当に炒め、最後に「えい」と気合を入れて、かえし(醤油でもいい)
をいれる。それだけ。酒のつまみにいい。易の勉強会に集まった
女子たちといっしょに食べ、飲んだ。年をとると酔ってくると、すぐに説教を
てれる。「自分の話ばかりするな」「話がしつこい」「おい、木村・・」(
お客を呼び捨てにする。「おい、戦車・・」(これは、日常茶飯の挨拶
みたいなかんじ?)
女子には、とくにしつこくいうことがある。
同じ話をしても
「人の話をすることにより、その人も、話している人も生きる」ことと、
「その人も、話している人も下げる話し方」がある。
簡単にいうと、「自分をめだたせよう」という気があると、後者になる。
でも、どうせ話をするなら、自分を「無」にして、前者みたいなほうが、
いい、と思う。

今日は「英語で蕎麦会」
岩本先生は、酒の飲み方、日本語の話方、TPO・・・で
池袋時代からぼくにいちばん、説教されてきた人かも・・・?
今日は新人が3名。
また、変わった人が、天真庵の寺子屋デビューをはたす。

もうすぐ9月。ぼくの誕生日をまたいで、ふたつのライブがある。
誕生日は、押上文庫で飲む。


2日(金) 天真庵クラシックライブ

演奏:赤松林太郎(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

4日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

14日(水) トリオライブ

演奏:穴澤雄介(ヴァイオリン)・高木将雄(ミニドラム)・平林三和(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥2,500(蕎麦・珈琲 付き)

23日(金・祝) 二かい de 落語 <12名限定>

演奏:千里家 万馬 「無いもん買い」

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)






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