長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

♪雪が溶けて、川となって・・

2012-03-01 08:07:28 | Weblog
昨日は久しぶりに雪が積もったので、スコップを用意していたのだが、
今朝起きてみたら、なにごともなかったように、雪はなくなっていた。
昨日の散歩は長靴だったけど、今日はジョッギングシューズで軽くジョッギング。
でもあまり走りこんでいないので、体は重い。午前中に雑誌の取材があるにで、
お店の中の掃除。休みの日は、お店の空気も休んでいる。
住宅展示場の部屋が、なんとなく冷たい感じがするのうかと同じで、「人」がいないと
空気の気がない。掃除をして、珈琲を入れると、とたんに部屋の生気がもどってくる。
どろぼうも、達人の域になると、家の中に人がいるかとか、いた場合に起きているか、寝たか、
とか、そんなことが外からわかるらしい。

ぼくのHPの中に、「文花的なひとりごと」という欄がある。昨日は福岡の秋月の
ことを紹介した。付け加えると、うちの「そば豆腐」は、秋月の老舗のくずでつくっている。
秋月には気にいった「珈琲屋」と、蕎麦屋があり、いくと必ず梯子をする。城下町の入り口と、
出口というか、里山の中腹にある蕎麦屋。
実をいうと、このふたつのお店(両方とも名前はおぼえていないけど)を梯子するたびに、
「自分がお店を出すなら、そばと珈琲を同時に楽しめる店にしたい」と思った。秋月には
おいしいパン屋もある。町が印象的なので、蕎麦屋も珈琲屋もパン屋の名前も、みな「秋月の○○屋」

今日から3月。出会いと別れの春。エリカ庵のリカさんが大分に移りす住むことになったので、
「エリカ庵」は、4日(日)が最終回。大分の「竹教室」も今月まで。来月から押上文庫でやることに
なった。反対に
「無茶しぃの会」が始まり、新しい出会いに感謝しながら、毎日お茶を入れている。
「坐る」は、土の上に人がふたりいる。「自己」と「自我」。このふたつの矛盾の上に人生
が成り立っている。でもお茶の世界には、その矛盾がない。3月は21日(水)、22日(木)
でやります。どちらも、16時からと19時からの二部制。2000円(お茶・お菓子・説教つき)

金曜日は、「ねんどの日」
コネルのまいかさんがやってきて、土をこねる。
彼女がつくってくれた箸入れがいい。「まいぐいのみ」をつつむ巾着も素晴らしい。
押上界隈から、そういったことを大切にする文化がひろがっていきますように・・


3月14日(水)に、やまねさんがヨーロッパで活躍するピアニスト伊藤野笛さんと
演奏会をやることになった。春を先取りするような音楽会。5000円(そば会つき)

3月17日(土)が「二階で落語かい」  千里家万馬  2000円(木戸銭・蕎麦・珈琲付き)


3月30日は、錦糸町のトリフォニーホールで、赤松林太郎くんのピアノの演奏会がある。
詳しくは、「赤松林太郎」のブログをのぞいてください。また、
6月3日に「押上ピアソラ祭り」(天真庵にて)
をすることになった。5月22日に、スカイツリーが開業し、そらまち商店街などもできるらしい。
時代が変わっても、変わらないものがある、タンゴの革命児の「ピアソラ」を、ソラマチの傍らで楽しみ
たいと思う。




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