東京でいちばん長く住んだ場所が、上池袋。JR埼京線の板橋駅の東口。
そこから、滝野川市場通り商店街がある通りは、「桜のトンネル」ができる。
平成8年からはじまった南條さんの「寒山拾得」の展覧会は、毎年桜の咲く3月の終わり
から4月にかけて二週間くらいやっていた。そこの商店街には、飯田百貨店というスーパー
があった。今は「コモディー イイダ」となって、向島にもあるけど、滝野川が発祥の地である。
昨日はその近くの歯医者にいった。2月22日、2時20分と、診察券に書いてあり、20分くらい
余裕があったので、コモディーの近くにできた「珈琲ショップ」に入る。できて3カ月で、その場
で生豆を焼いてくれ、焙煎中に珈琲をだしてくれる、というスタイル。33歳の店主は、埼玉から
埼京線にのって通っているらしい。いきのいいなままめのように、若くて元気な男子だ。
ガテマラなんやらかんやら、という珈琲を頼むと、ていねいにいれてくれた。
「このへんに住んで、画廊をやっていた」「寒山拾得という線香くさい絵をあつかっていた」などと話を
していると、店主はさりげなくスマホを操作しながら、できたばかりのおしゃれなお店のカウンターに作務衣
をきて、サンタのようなうな帽をかぶった不思議な男の正体をつきつめたらしく、「このブログですね」
というので「ピンポーン」といって、「長屋茶房天真庵」の話をしながら談論風発。お店の名前は横文字で
失念したけど、「コモディー・・」から少し坂をのぼった角のお店。とても素敵なお店なので、おすすめです。
それから、友達の会社が池袋の東武デパートで伝統工芸の出店をやっていて、樺細工(さくらの皮でつくった茶入れなど)
の茶入れを見に歩いていった。案内のカウンターできいたら「昨日まででした」とのこと。残念。
夜は「おんなかっぽれ」
その前にひかりちゃんが「味噌つくり」にやってきた。4月1日の「10周年記念コンサート」でボサノバをやってくれるアーティスト。
おんなかっぽれーなの人たちとは、「おでん・熱燗・昔のおとこ」シリーズの談論風発をして、また中国語に続き、メートルが
あがりすぎた。今日もこれから「味噌つくり」