長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

英語でそば会

2017-02-07 08:56:40 | Weblog

今日は「英語で蕎麦会」

夕方6時に、めだかの学校よろしくスカイツリーに集まって、

生徒先生が一丸になって、「これいける」と思う外国人にターゲットをしぼり、

「ええ、そばやがあるんやけど、いかな~い」と声をかけ、うらぶれた下町通りをてくてく

と歩いて天真庵までつれこむ、という全行程を英語でやる、という奇妙キテレツなポンビキ風英会話教室。

これを始めた時は「ドンビキ」する人が多く、生徒数が激減したけど、そんなことどこふく風でやり続け、今にいたる。

正確ではないかもなんだけど、もうすぐ20勝。だめだったのは4敗くらいなので、けっこういい成績。

ボクサーなら、「まだまだ世界がねらえる」といった戦績である。

東京砂漠という緑や地面が少ないところで、スカイツリーというのは、「新東京タワー」であり「光の搭」のように

シンボリックに細い男性シンボルよろしく、ピーンと大地に勃起している。これが立つ道程に、世界中から宗教家

たちが集まり、気をこめたり、祈りをささげてきた。そのころから、うらぶれた十間橋通りにお店を開いていたので、不思議な

人たちが、ときどき蕎麦を手繰りにきてくれた。いまでも、ときどきそんな神様みたいな人たちが、突然きたりして、お店の

雰囲気が凛然と静まりかえったりすることがある。天真庵みたいなへんてこなお店が10年も続く「おかげ」も、きっと

その奇人のような人たちと、それに煮た奇人の人たちの力が多いのではないかしらん。そんなことを最近よく思う。

来月の南島原の「そば会」は、原城の跡地の施設に泊ることになった。島原の乱の舞台。「沈黙」が題名に反して

賑わっているらしい。自分史の中では、有意義な一ページになりそうな予感がひしひしとしてきた。