長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

♪たいやひらめの舞い踊り 豚や鴨も・・・

2013-02-07 08:04:12 | Weblog
前日、元柔道選手で、軽く一升をあける君が、「とんさまをつまみに飲んでみたい」
とやってきた。「これから、近くで、会合があるので、今日は3合でやめときます」
とのことだった。豚蕎麦「とんさま」は、黒豚の殿さま・「六白」の角煮が、温かい蕎麦
の上に鎮座している。おまけにかまぼこものっているので、かまぼこで一合、角煮で一合、
蕎麦で一合、汁で一合は飲めるような酒肴になる蕎麦だ。
という具合で、3合があっという間に空になり、絞めに、米焼酎を一杯飲んで、けろっと
した顔で、会合にでかけていった。後ろ姿も「殿様」(とんさま)だった。

今日はこれから、押上駅前の「春慶寺」に蕎麦打ちにいってくる。
四谷怪談を描いた鶴屋南北が眠る古刹。30人くらい集まって
「そばの手ほどき」をやってくる。
茨城の常陸秋蕎麦を打ち、相鴨農法をやっている友達が自参する鴨を使って鴨南蛮
そばもやる予定。蕎麦の竜宮城みたいに華やかで楽しい蕎麦会になりそうだ。

明日は「味噌つくり」
そばと味噌との相性もいい。もともと寺で精進料理として始まったとされる蕎麦は、
汁を大根おろしのつゆや、大豆の煮汁に醤油を加えていた。古式蕎麦にそのなごり
が残る。鴨味噌も豚味噌もうまい酒肴だ。