天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

緊急事態宣言の解除・・・

2021年03月22日 18時22分06秒 | 日記
 昨日で、新型コロナウイルスの感染に関する緊急事態宣言が解除になりました。
 これで国としては全面解除になりましたが、
 完全に新型コロナウイルスが終息した事を意味する訳ではありません。
 宮城県のように、感染者が急増している地域では、
 県独自に緊急事態宣言を出している所もあります。
 今回の解除は、これ以上延長を続けていても、
 その効果が得られないということが主な理由のように思えます。
 ネット上で出ていた表現では、
 「ダラダラ宣言」の「仕方ない解除」と言うのがありましたが、そんな感じもします。

 宣言中と宣言がない場合の差も、どうもはっきりしません。
 飲食店の営業時間が短くなっているだけのような感じもします。
 最初の宣言中には、多くの人の集まる施設が休業になりましたので、
 それなりに目に見える形でしたが、
 2回目の宣言では、入場人員こそ違いますが、開催されています。
 2回目の制限で足りているのならば、1回目がやり過ぎだった訳で、
 この辺、今後の感染症に対して、キチンとした検証が必要な気がします。

 今朝の下野新聞の1面には、
 「インフル初の流行なし」とのタイトルで、
 今季、栃木県内でインフルエンザの感染が
 一度も流行の水準に達していないと報じられていました。
 県によると、
 現在の形式で統計を取り始めた1999年以降で初めての状況との事です。
 毎年1月頃には、県内各地の小学校などで学級閉鎖になり、
 それが連日新聞紙上に載っていましたが、今季は全くありませんでした。
 新型コロナウイルス対策が激減の一因と考えられていますが、
 専門家は
 「ここまで極端に減ったとなると明確な理由は分からない。」と述べています。
 インフルエンザの感染経路は、新型コロナと同じ飛沫や接触のため、
 県では、手洗いやマスク着用の徹底、県民の行動制限、三密の回避などを
 感染者減少の要因に挙げていますが、
 専門家は、それだけでは説明できないとも語っています。
 その辺も、今後明らかになると良いと思います。
 ちなみに、インフルエンザによる死者は、
 2018年の厚生労働省の人口動態調査によると、3325人です。
 新型コロナウイルスによる死者は、9000人弱ですが、
 これは2020年と2021年の数値ですから単純な比較はできません。
 しかし、新型コロナウイルスの方が、危険性が高い事は間違いなさそうです。

 新型コロナウイルスに対しては、今のところワクチン頼みの状況のように感じます。
 しかし、全国民が接種できるまでには、まだ時間がかかりそうです。
 そのワクチンの効果、持続期間などまだハッキリしていません。
 緊急事態宣言が解除になっても、まだまだ不安な状況が続きそうな気がします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 噂をすれば・・・ | トップ | フォーク・クルセダーズ・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事