一本調子・・・

　昨日は、やはり仕事で帰りが遅くなり、
　疲れてしまって、日記など休んでしまいました。
　今日は、久し振りに早く帰る事ができました＾＾
　仕事が一区切りついたので、少しホッとしています。
　もちろん、これからまだ様々な種類の仕事がありますが・・・

　一時は6,000円台まで落ちてしまった株が、
　今日の終値は、７営業日ぶりに9,000円台に戻りました。
　塩漬け状態と思った人はホッとしているでしょうし、
　売り急いだ人は、ショックを受けているかも知れません。

　株価の動きが、余りにも一本調子なのが気になっています。
　釣瓶落としのように値が下がったかと思ったら、
　鯉の滝上りのように、値が上がっています。
　キチンとこの状況を読んでいた人もいるでしょうが、
　多くは付和雷同で売り買いしているような気がします。
　余りにも極端から極端への動きに、何か危険な感じがしています。

　こうした傾向は、株のみに限った事でなく、
　現在の日本社会全体、色々な分野で見られる事のように感じています。
　テレビなどで、バナナでダイエットできると報じられると、
　アッと言う間に、店頭からバナナが消えたり、
　犯罪報道に見られるように、
　犯罪者は徹底的に悪人に仕立てられたりしています。

　今の日本の状態では、それなりの情緒的な理由を掲げて、
　戦争だ！と言い出す人がいたら、皆一斉に銃を担いでしまうような気がします。
　冷静な判断が下せなくなっている社会は、怖いですね。

　一昨日の日記に、死刑制度について書きました。
　死刑の執行がある度に、これに抗議する意味で、書いています。
　一昨日の記述の中にも書きましたが、
　「人権問題である（死刑）制度の存廃を世論調査で決めるべきではない」と言う、
　国連の自由権規約委員会の委員の指摘は、
　僕には目から鱗の思いがしました。
　世論こそが最高の価値であるとの雰囲気が、今の日本社会にはあります。
　こうした事が、一本調子の社会になってしまっているのかも知れません。