世の中何があるか分からないと思っていますが、
今日、岸田総理は記者会見を開き、突然退陣を表明しました。
自民党派閥の政治資金規正法違反事件で
内閣支持率は20%台で低迷が続いているため、
党内に広がる退陣論に応じざるを得ないと判断したようです。
岸田総理では、来年10月30日に任期満了を迎える衆議院議員が、
次の選挙で、自分の当選がおぼつかないと感じたのでしょう。
しかし、支持率は岸田政権に対するものだけではなく、
自民党政治に対する評価も含めたものである点が
忘れられているような気がします。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は
今日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、
「表紙だけ若い人気者に変えてボロが出ないうちにさっさと選挙をやる。
『自民党は変わります!』なんてやれば、
統一教会も裏金も全部忘れて選挙は楽勝…という企み。
こんな茶番劇に何人が騙されるかという問題。」と投稿したとの事です。
正にその通りだと思います。
自民党政権の維持を目指して、
岸田総理が詰め腹を切らされたような印象があります。
どのような人が自民党を動かしているのでしょうね?
そんな黒幕がいるのではないかと思ってしまいました。
次の総理は誰かが、これからの報道の中心になりそうな気がします。
現時点で、総裁選への出馬を正式に表明した人はいませんが、
河野太郎デジタル大臣や茂木敏充幹事長、
高市早苗経済安全保障大臣、石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境大臣など、
様々な人の名前が挙がっています。
大手新聞社の幹部は、政治部出身の人が多く、
ポスト岸田の話題は大好きな気がします。
そのため、この話題に偏った報道が行われ、
いつの間にか、後継者が決まれば、
自民党政治が変わるようなムードになりそうな気がします。
しかし、岸田総理の不人気は、
自民党の不人気である点を忘れてはいけないと思います。
誰が総理大臣になっても、小沢議員の指摘のように、
自民党政治を変えない限り、日本は良くならないような気がします。
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