天然居士の独り言

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体験・・・

2021年04月06日 17時54分11秒 | 日記
 今日、お昼に馴染のスナックにお昼を食べに行きました。
 女将さんが和服に白い割烹着姿の店です。
 他に客がいなかったので、世間話をしていて、
 聖火リレーを見た話しになりました。
 僕が見た話をして、意外と空いていた話をしましたら、
 女将さんは、前に来た客が、
 密が気になるほど混んでいたと言っていたとの事でした。

 そして、4月8日号の週刊新潮の写真を見せてくれました。
 それは、栃木県庁前の写真で確かに人が何重にもなって混んでいました。
 栃木県庁が栃木県の最後の到着場所で、
 ブレックスの竹内公輔選手から田臥選手に聖火が引き継がれる辺りだと思います。
 僕は、混んでいる場所は避けたので、空いていると感じましたが、
 混んでいる場所もあったのですね。
 僕は、エープリルフールの日記のように嘘をついた訳ではありませんが、
 宇都宮での聖火リレーは空いていたと書くと、誤りになるような気もしました。
 自分の体験きり書けませんので仕方ないのですが、
 それは全体を見渡した結果ではない事に気を付けないといけないのでしょうね。

 それに似た話を学生時代に聞いたのを思い出しました。
 友人の先輩が、ウィーンに留学した時の話です。
 ウィーンで生活を始めたばかりの頃、
 市電に乗ったら、
 運転手がルモンドのような硬い新聞を買って持っていたとの事です。
 ウィーンでルモンドを売っているのかどうか分かりません。
 あるいはルモンドは誤りなのかも知れませんが、
 ともかく、その先輩は、市電の運転手が、硬い新聞を持っていた事に、
 「さすがにウィーンだ。文化水準が高い。」と痛く感激したとの事です。
 その時は、感激してしまったのですが、
 その後、2年間のウィーンにいた中で、
 市電の運転手が硬い新聞を持っていたのを見た事はなかったとの話です。
 この話、若干差別的なニュアンスもありますが、
 要するに、自分が体験もしくは目撃したからと言って、
 それがすべてに通じる訳ではないと言う事ですね。
 聖火リレーの話と同じ構造ですから、
 その辺、自戒しておかないといけないと思いました。
 
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