ここのところ、自衛隊の不始末が続いていると思っています。
14日の日記にも書きましたが、
13日に北朝鮮が発射したミサイルをレーダーから消失したとの事で、
補足出来ませんでしたが、落下地点を北海道と発表し、
それによって、Ｊアラートが出され、
北海道の方を中心に大混乱させました。
自衛隊は、ミサイル防衛システムを構築するために
多額の税金を注ぎ込んでいますが、見失った訳で、
お粗末な話だと思います。
その前の６日に、陸上自衛隊のヘリコプターが墜落しました。
墜落したのは、UH60JA多用途ヘリコプターで、
価格は正確には分かりませんが、15億円程度でしょうか？
ヘリコプターの価格以上に搭乗していた、
第８師団の師団長をはじめ10名の方の損失が大きいですが。
この事故の原因究明はこれからですが、
やはり大きな不始末のような気がしています。
潜水艦救難艦が出動しています。
2017年５月26日に、横須賀の軍港巡りをした時に、
遠くからこの艦を見ました。
初めてその艦の存在を知りましたが、現在日本には２艦あるようです。
潜水艦の事故からどうやって救難するのかよく分かりませんが、
各国の海軍も保持しているようです。
その潜水艦救難艦を使っているのだと思うのですが、
現在、機体や搭乗者の捜索を飽和潜水によって行っています。
当初は14日に行う予定でしたが、
機材トラブルとの理由で中止になりました。
これも、何をやっているのかと思ってしまいました。
更に、その理由もキチンと説明されていないようです。
５人の搭乗員らしい姿を発見したとの話は、
14日付の朝刊で報じられました。
しかし、この日の浜田靖一防衛大臣の記者会見では、
「お知らせできる段階ではない」と各社の報道内容への言及を避けました。
結果的に、公式発表は16日午後になりました。
慎重に対応したのかも知れませんが、情報の開示が遅いと感じました。
僕は、軍事力としての自衛隊には、全く期待していません。
どれだけ防衛費を積み増しても、守り切れるものではないと思っています。
日本が防衛費を増やし、アメリカの装備を整えれば、
周辺各国との緊張感を増し、戦争の危険が増すばかりだと思っています。
一方で、災害の救援活動などでの自衛隊に対しては信頼感を持っています。
隊員のモチベーションも人を殺す事よりは、
人を救う方が高いのではないかと思いますが、どうでしょうか？
ともかく、最近の自衛隊の不始末は目に余るものがあると思っています。
その第一の原因が、情報の隠蔽にあると思います。
今の情報化の時代、隠すことは基本的に出来ないので、
それよりは、積極的に情報を開示し、
国民の信頼を得る方が良いと思うのですが。
