多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

タイ・レストラン協会、政府に苦言

2011-06-23 10:07:51 | 多文化共生
(以下、バンコク週報から転載)
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タイ・レストラン協会、政府に苦言
【経済】 06/22
 タイ・レストラン協会(TRA)によれば、政府がタイ資本の飲食産業の成長促進に消極的なこともあり、外国の外食チェーンが急速に増加し、同産業を圧迫しているという。

 地元資本のタイ料理レストランは、全国で30万店あまりで、従業員数は300万人にのぼる。その売り上げは昨年が約3000億バーツで、今年は20%増が見込まれている。

 だが、同協会によれば、政府が地元レストランの成長促進のため適切な措置を講じていれば、さらに売り上げが伸びていたはずという。

 なお、外国の外食チェーンの急成長は、サービス産業の自由化、外国との自由貿易協定締結も大きな要因とのことだ。

「タイへの投資は魅力いっぱい」 大使館など主催

2011-06-23 10:07:03 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【広島】から転載)
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セミナー:「タイへの投資は魅力いっぱい」 大使館など主催--中区 /広島
 ◇政府投資委長官「広島の経済界に期待」

 タイの投資奨励政策や日本企業のタイへの進出事例などを紹介するセミナー「タイにおける日本企業にとってのビジネス・チャンス」が14日、中区のホテルであり、約130人が参加した。

 タイ大使館経済・投資事務所と日本アセアンセンターの主催。タイ政府投資委員会(BOI)の職員が、製造業で外国資本参入の規制がないことや、機械や原材料を輸入する際の関税減免などの優遇税制など同国が実施している投資促進政策を説明した。日本貿易振興機構(JETRO)のアジア大洋州課の若松勇課長は「最近の日本企業のタイへの進出状況とタイの魅力」と題して講演。組み立てメーカーが集積するなど裾野産業が充実していることや手厚い投資優遇制度などから日本企業のタイ進出が拡大していると述べた一方で、賃金上昇や労働力の不足、政情の不安定などを課題に挙げた。

    ◇

 セミナーのために広島入りしたBOIのアッチャカー・シーブンルアン長官が毎日新聞の取材に応じ、東日本大震災の影響について「大きな落ち込みがあった自動車産業でも8月には通常生産になる見込みで、08~09年の経済危機の時ほどは悪くない」と語った。

 シーブンルアン長官は「特に自動車産業と電子産業の操業に影響が出ている。自動車産業では生産に非常に大きな落ち込みがあり、4、5月の平均は50%に落ち込み、70%減らしたところもある」とした。一方で「08~09年は需要が大きく落ち、多くの自動車関連会社が従業員を解雇しなければならなかったが、今回は誰も望んでいない」と話した。

 また、広島に対しては「今回のセミナーは過去と比べものにならないほど集まり、広島の経済界から期待が大きく高まっていることを感じる。広島は自動車部品や電子部品などで、非常に強い産業の基盤を持っている。この分野でもっと投資家に来てもらい、強い産業支援の構築を続けていきたい」と期待を込めた。【加藤小夜】

毎日新聞 2011年6月22日 地方版

親日の外国人が被災地を継続支援

2011-06-23 10:06:30 | 多文化共生
(以下、朝日新聞【神奈川】から転載)
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親日の外国人が被災地を継続支援

2011年06月22日

コンサートを企画したニール・アンドリュー・シャープさん=川崎市麻生区で


ドイツで募金活動を続けるブリギッテ・シュトゥムさん(左)=藤井春美さん提供


 川崎市を拠点に活躍する外国人音楽家が25日、東日本大震災の被災者を支援するチャリティーコンサートを開く。「大好きな日本のために」と、被災地に以前と同じ生活が戻るまで続ける意気込みだ。

 企画したのは昭和音楽大学(川崎市麻生区)のピアノ講師、ニール・アンドリュー・シャープさん(48)。英国から来日して22年。演奏旅行で何度も訪れていた岩手県の沿岸部が津波にのみ込まれる映像をテレビで見て、衝撃を受けた。すぐにチャリティー演奏会を思い立ち、大学事務局に提案した。

 近くに稽古場がある藤原歌劇団にも呼び掛けた。韓国、台湾、ブラジル出身の団員ら4人が出演を快諾。大学からはバイオリンを教えるフランス人ジェラール・プーレ教授も出演し、室内楽と歌曲の二本立てとなった。エルガーの「愛のあいさつ」など名曲を中心に優しい、明るい雰囲気の作品を演奏する。

 「日本にいると故郷にいるような気持ちになる。楽しい毎日を与えてくれる日本のために何かしたい」とシャープさん。被災地の復興を見届けるまで、1年に1度はこうした演奏会を続ける考えだ。

 演奏会は25日午後2時、同大学内「ユリホール」で。入場料一般2800円、学生1500円。被災者は無料。収益金は市の被災者支援基金に寄付する。全席自由。問い合わせは同大学(044・953・9865)へ。

(星井麻紀)

■子供たちと募金、送金3回目/元相模原在住ドイツ人女性

 相模原市に住んでいたドイツ人女性が東日本大震災の被害に心を痛め、ドイツの子どもたちと一緒に募金活動を続けている。「継続が大事」と、親交を続ける相模原市の友人のもとに3回目の送金があった。

 ブリギッテ・シュトゥムさん(54)。30年ほど前に来日し、プロのリコーダー奏者として活動する傍ら、相模原市内で子どもたちに音楽や英語を教えるボランティアをしていた。2003年に帰国した。

 ボランティアを通じて知り合った学童クラブを主宰する藤井春美さん(64)=同市中央区富士見3丁目=のもとには震災翌日から連日、シュトゥムさんから電話があった。「自分は『日本人』だ。何とかしたい」と何度も口にしたという。

 今はブレーメン近郊の小学校などで音楽や日本文化を教えるシュトゥムさん。教え子に、被災の状況を説明し、子どもたちと一緒に募金を続けているという。5月に約34万5千円、6月6日に約14万円、13日には約13万6千円が藤井さんに送られてきた。

 募金には、子どもたちがお手伝いをしてためたお小遣いも含まれている。「元気、元気、元気になってね」「地震はもう来ないように」などのメッセージや絵も添えられていた。藤井さんは送金されたお金とメッセージを被災地の岩手県大船渡市に届けた。

 藤井さんは「コスモポリタン(=世界市民)の愛に感謝、感謝です。行く先々で日本のことを話している彼女の姿が思い浮かびます」と話している。

(関根光夫)

「京都は安全です」 留学生がネット動画 /京都

2011-06-23 10:06:06 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【京都】から転載)
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東日本大震災:「京都は安全です」 留学生がネット動画 /京都

 東日本大震災や東京電力福島原発事故の影響で、外国人が日本への留学を控えるケースが相次いでいることを受け、府内で学ぶ留学生らが動画投稿サイト・ユーチューブで「京都は安全」と呼び掛けている。

 国際交流に特に意欲がある外国人留学生を、府が20年前から名誉友好大使として任命している。今回の大震災を受け、府が緊急PRを要請したところ、府内の同大使と国際交流員が応じた。

 出演しているのは計7人。英語、中国語、韓国語の1分~1分半の3カ国バージョンで、いずれも「京都は被害はない」「安心して勉強できる」などと呼び掛けている。府国際課は「旅行や留学を考えている外国人に広くPRできれば」と話している。

 動画を集めた府サイト「府インターネット放送局」(http://www.pref.kyoto.jp/net_tv/)で閲覧できる。【入江直樹】

災害時の備え4カ国語で紹介 

2011-06-23 10:05:52 | 多文化共生
(以下、朝日新聞【福岡・北九州】から転載)
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災害時の備え4カ国語で紹介 

2011年06月23日

 東日本大震災を受け、福岡国際交流協会が外国人向けに、地震や水害への対応策と日ごろの備えを知ってもらう防災DVDをつくった。音声と字幕は日本語、英語、韓国語、中国語の4カ国語対応。福岡市の防災の取り組み内容も紹介し、「安心して暮らせるまち」とアピールしている。

 協会は福岡市の外郭団体。昨年11月に制作したゴミ出しやマナーについてのDVD(16分)の改訂で、新たに9分間の「あなたを守る災害時の備え編」を追加した。市消防局などが協力し、福岡在住の留学生らが出演している。

 地震の際に「テーブルやデスクの下に身を隠し、落下物による事故を防ぎましょう」、水害では「浸水してからの無理な避難はやめましょう」といった内容。制作費は116万円。つくった400枚は市内の大学や日本語学校などに配る。(金順姫)

外国人児童・生徒の学習支援拡大へ、豊田で開催

2011-06-23 10:05:08 | 多文化共生
(以下、毎日新聞から転載)
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セミナー:外国人児童・生徒の学習支援拡大へ、豊田で開催 /愛知

 豊田市保見町の保見交流館で、ブラジル人ら外国人の児童・生徒の学習支援の輪を広げようと、セミナーが開かれた。NPOや小学校の放課後教室の支援者が、参加した約50人に活動内容を紹介した。

 市国際交流協会が主催した。NPO法人子どもの国の井村美穂理事長は、日本語習得が進学に必須として、支援教室内でポルトガル語を禁止していると報告した。日本の学校に行っていない子どもに日本語を教えるNPO法人トルシーダの伊東浄江代表は「頑張る機会さえあれば子どもたちはできる」と、学習機会の大切さを訴えた。

 また、東保見、西保見の2小学校で放課後に宿題の手伝いなどで児童たちを支援している活動が報告された。【中島幸男】