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「タイへの投資は魅力いっぱい」 大使館など主催

2011-06-23 10:07:03 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【広島】から転載)
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セミナー:「タイへの投資は魅力いっぱい」 大使館など主催--中区 /広島
 ◇政府投資委長官「広島の経済界に期待」

 タイの投資奨励政策や日本企業のタイへの進出事例などを紹介するセミナー「タイにおける日本企業にとってのビジネス・チャンス」が14日、中区のホテルであり、約130人が参加した。

 タイ大使館経済・投資事務所と日本アセアンセンターの主催。タイ政府投資委員会(BOI)の職員が、製造業で外国資本参入の規制がないことや、機械や原材料を輸入する際の関税減免などの優遇税制など同国が実施している投資促進政策を説明した。日本貿易振興機構(JETRO)のアジア大洋州課の若松勇課長は「最近の日本企業のタイへの進出状況とタイの魅力」と題して講演。組み立てメーカーが集積するなど裾野産業が充実していることや手厚い投資優遇制度などから日本企業のタイ進出が拡大していると述べた一方で、賃金上昇や労働力の不足、政情の不安定などを課題に挙げた。

    ◇

 セミナーのために広島入りしたBOIのアッチャカー・シーブンルアン長官が毎日新聞の取材に応じ、東日本大震災の影響について「大きな落ち込みがあった自動車産業でも8月には通常生産になる見込みで、08~09年の経済危機の時ほどは悪くない」と語った。

 シーブンルアン長官は「特に自動車産業と電子産業の操業に影響が出ている。自動車産業では生産に非常に大きな落ち込みがあり、4、5月の平均は50%に落ち込み、70%減らしたところもある」とした。一方で「08~09年は需要が大きく落ち、多くの自動車関連会社が従業員を解雇しなければならなかったが、今回は誰も望んでいない」と話した。

 また、広島に対しては「今回のセミナーは過去と比べものにならないほど集まり、広島の経済界から期待が大きく高まっていることを感じる。広島は自動車部品や電子部品などで、非常に強い産業の基盤を持っている。この分野でもっと投資家に来てもらい、強い産業支援の構築を続けていきたい」と期待を込めた。【加藤小夜】

毎日新聞 2011年6月22日 地方版

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