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原発事故で外国人従業員が大量帰国した外食産業の動向

2011-06-03 09:41:28 | 多文化共生
(以下、東洋経済から転載)
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原発事故で外国人従業員が大量帰国した外食産業の動向、リンガーハットではすぐに復帰 - 11/06/02 | 14:13

 東日本大震災ですべての産業が打撃を受けたが、中でも外国人を多く採用している外食産業の被害は大きかった。原発事故による放射能汚染を恐れた外国人従業員が大量に帰国してしまったのだ。従業員がいなければ店舗は成り立たない。

 震災から3カ月経つことを機会に、外食産業の外国人労働者の動向についてまとめた。

 吉野家ホールディングス傘下の牛丼店「吉野家」では、中国人留学生を中心に首都圏で800人がパート・アルバイトで働いているが、震災直後そのうち200人が失踪。近隣店舗からの応援や日本人の新規採用の増加により、かろうじて店舗運営を維持することが出来たが、一時は営業が危ぶまれる状況に陥った。

 いなくなった200人は現在もほぼ戻っておらず、「新規採用でまるまる入れ替わったというイメージに近い」と同社の広報担当者は語る。

 「店長・エリアマネージャーが、外国人従業員とコミュニケーションを取れている店舗は目立った失踪もなく、大丈夫だった。何も情報がない場合には恐くて帰国してしまったたのだろう。正しい情報を伝えるよう日頃からコミュニケーションを図っておくことが重要だということがわかった」(同広報担当者)。

 同じ牛丼店でも松屋フーズの「松屋」は外国人従業員1000人のうち200人が失踪し、「一部の店舗では深夜の営業を取りやめた」(緑川源治社長)という。ゼンショーの「すき家」も、「外国人従業員全体の数は把握していないが、中国人中心に首都圏で3~4割が帰国した」(同社)ことを明かす。

 一方、長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」(リンガーハット)場合は、首都圏に約600人ぐらいの外国人パート・アルバイトがおり、震災後220人が国外脱出したが、すぐに戻って勤務を始めたという。

 同社では外国人の教育を、震災以前からかなり重視していた。「約2年半前から言葉、特に敬語の使い方をロールプレイイングで研修している」(同社)。外国人従業員への研修をしっかり行う企業では、店舗への忠誠心が高まり、職場復帰が早まったようだ。

 外食業界の中では、「サンマルクカフェ」等のサンマルクホールディングスのように、元々外国人従業員の採用を原則禁止としている企業もある。同社の片山直之社長は「日本は入国審査の責任を企業に押しつける制度になっている。われわれはその責任を負うことはできない」とスタンスは明解だ。

 これから日本企業は多くの外国人を雇うようになるだろう。外国人従業員の数が多くなると、その状態に慣れてしまって、外国人従業員への配慮を忘れてしまうこともある。日本語を話し、日本の習慣に慣れているように見えても、外国人従業員が日本人従業員とまったく同じ立場にあるわけではない。震災によって、外国人への研修やサポートが重要であることが明確になった。
(二階堂 遼馬 =東洋経済HRオンライン)

激増する中国企業のブラジル進出、文化摩擦も急増―米メディア

2011-06-03 09:41:06 | 多文化共生
(以下、RecordChinaから転載)
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激増する中国企業のブラジル進出、文化摩擦も急増―米メディア
2011年5月29日、AP通信は記事「中国のブラジル進出、文化の衝突が事態を複雑化させている」を掲載した。

「仕事中におしゃべりなんかできませんよ」と中国人経営の雑貨店で働くブラジル人店員はそうこぼした。しかしその言葉とは裏腹に雪崩のように恨み言を話し始めた。「休暇?考えたこともないね。給料はいいし、残業代も払ってくれるけど、ブラジル人にはお金よりも大事なことがあることを中国人は理解しないんだ」「中国人の経営方針を見て、仕事の初日に辞めるブラジル人が結構いたよ」

中国とブラジルの経済関係は急速に緊密さを増している。中国企業の対ブラジル直接投資は昨年170億ドル(約1兆3800億円)と前年から60倍に膨れ上がった。進出に伴い、中国企業は現地労働者を雇用するようになったが、異なる文化の接触により摩擦も生じている。

ある調査によると、中国企業で働くブラジル人管理職の42%は1年以内に離職していることが明らかとなった。他国企業と比べ68%も高い数値だ。長時間オフィスにいるよう求めること、一般労働者の前で罵倒するなど中国式の仕事スタイルに不満を抱いていることが要因だ。

一方で中国人もブラジル人の態度に不満を持っている。ブラジル人には勤勉さとプロフェッショナル精神が欠けているというのが中国人管理職の不満だ。しかし、ブラジルの法律では外国企業に現地人の雇用を義務付けており、中国人だけで会社を運営することは許されない。(翻訳・編集/KT)
2011-06-03 07:27:01 配信

東日本大震災 外国人ボランティアが被災地でがれき撤去

2011-06-03 09:40:50 | 多文化共生
(以下、FNNから転載)
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東日本大震災 外国人ボランティアが被災地でがれき撤去

外国人ボランティアが、東日本大震災の被災地でがれきの撤去を行った。
被災地支援のために来日しているのは、アメリカ・オレゴン州からの使節団およそ80人で、2日は5つのグループに分かれ、宮城や岩手の被災地でボランティア活動を行った。
そのうち、宮城・石巻市を訪れたグループは、今も避難所となっている石巻市の小学校で、津波で押し寄せられた、がれきや岩の清掃活動を行った。

(06/02 19:02)

在日外国人と交流を 5日に加古川ミニ・マダン

2011-06-03 09:40:19 | 多文化共生
(以下、神戸新聞から転載)
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在日外国人と交流を 5日に加古川ミニ・マダン 

フィリピンのダンス「ティニクリン」の練習に励む出演者ら=加古川市加古川町木村

 在日外国人との交流を通し、ともに生きる社会を考える「加古川ミニ・マダン」が5日、加古川市別府町中島町の中島会館と、近くのなかじま公園で開かれる。在日外国人を取り巻く現状や課題を話し合うとともに、民族色豊かな踊りや音楽を披露。9度目の今回は、フィリピンの伝統的なダンスが初登場する。


 マダンは韓国語で「広場」の意。東播で在日の教育問題に取り組む教員らが2003年から毎年開いている。多彩な民族の料理やおもちゃも売り出し、お祭りムードを演出する。

 バンブーダンスとして知られるフィリピンの「ティニクリン」を披露するのは、山本ロサリオさん(44)=高砂市=ら東播在住のフィリピン人。3拍子に合わせ、2本の竹の間で軽やかにステップを踏む。山本さんは「国境を越えて友達になれるイベント。一緒に踊って楽しんでみて」と呼びかける。

 2部構成で、1部(午前9時半~正午)は、フィリピン人の母を持つ日本国籍の高校生や、在日コリアンの若者らが思いを語り、参加者とも意見を交わす。2部(午後1時~同4時)は山本さんらのダンスのほか、韓国伝統舞踊や琉球舞踊、ロシアの民族楽器の演奏もある。

 1部のみ参加費500円、高校生300円、中学生以下は無料。雨天時は北別府公民館(同市別府町別府)で開く。橘さんTEL090・1079・1980

(大城周子)

(2011/06/03 09:00)