鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4795回】 当たり前のことができていないのは、上司のせい

2024年02月15日 | 住宅コンサルタントとして

どの業界でも、仕事をする上で絶対にやっておくべき、

超基本的なことってあると思います。

 

例えばお客様商売であれば、

お客様が目にされる部分やお客様をお通しする部屋は

徹底的にキレイにしておく、とか

お客様を見たら足を止めてお客様の方におへそを向けて

ご挨拶をするなどが、超基本的なことです。

 

住宅営業の世界であれば、

建物案内の後、必ず着座していただくことや

着座後、必ず自社の説明や他社との違いをお伝えする、

ということが超基本的なことです。

 

自社のこだわりや他社との違いを

接客の初期の段階でお客様に理解していただいておかなければ、

その先の商談で有利な状況をつくれないからです。

 

ただ、こういう当たり前のことが

できていない営業マンがいます。

 

この場合、部下に問題がある、と考えてはいけません。

 

そんな当たり前のことをやれていないのは、

上司である自分の原因である、と考えられる上司が

成長していくのです。

 

「ちゃんとやるように指導しているんですが・・・」

 

と、どれだけ注意しても、やっていないのは

上司である自分の責任なのです。

 

自分の子どもが何かをやらかしたとして、親が

 

「日頃からそういうことをやってはいけない、

と躾をしているんですが・・・」

 

と言ったところで、許される訳ありませんし、

その責任を取るのは親ですよね?

 

上司として成長する人は、

自分の子どもにかける愛情に近しいものを

自分の部下にも注げる人なのです。


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