鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2757回】 今のお客様に合った営業

2018年07月18日 | 住宅コンサルタントとして
商売で重要なことは、お客様の変化に適応していくことです。

住宅業界で言えば、いつの時代も家を建てる人の3分の2は
20代、30代の子育て中のご夫婦です。

この世代、若い頃からスマホを駆使し、
情報収集能力には非常に長けています。

しかもゆとりある時代で育ってきていますので、
売り手側にコントロールされることを嫌う方が多いような気がします。

自分の意志で最終的に決めたい。
でも判断の材料や基準は教えて欲しい。

更に決断力がある方は少ないような気がします。

こうしたお客様に合わせて、営業手法を変化させていくことが重要だと
個人的に思っています。

今の時代のお客様に合った営業手法で重要なのは、
お客様に選択肢を提示し、お客様の意思で決断していただくこと。

ただ、選択肢を提示する際に、こちら側がしっかりと意思を持っていることが重要です。

「AとBとどちらになさいますか?
私、個人的にはこういう理由でAの方が絶対にお客様に合うと思うのですが、
お客様はどちらの方が良いとお考えですか?」

といった感じ。

そして選択肢を提示し、決断をしていただく前に信頼関係を構築しておくこと。
これが最大のポイントになるような気がします。

信頼関係の構築無く、売り手側の都合でゴリゴリ来る営業マン。
今建てると得、とか、この土地すぐなくなってしまいますよ、と
お客様を煽るクセが強い営業マン。

こういう営業マンは嫌われるのです。

決断力はあまりないけど自分で決めたい、
しかも情報収集能力が高いお客様に対して、
皆様の会社はしっかりと適応できているでしょうか?
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