鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2756回】 その素晴らしい取り組みは、売上が10倍になっても継続できるのか?

2018年07月17日 | 住宅コンサルタントとして
組織がコンパクトだと、トップはスタッフ個々の動きに目が行き届きます。

しかしながら、売上が10倍になると、当然ながら人が増え、組織は大きくなります。

そうすると、個々の動きに目が行きとどかなくなるのです。

伸びる企業は、お客様に支持されている訳で、
当然ながら素晴らしい取り組みをされていると思います。

それが個々の個人技によるものか、それともしくみで回っているものか?

どんな企業も、組織が大きくなる前に取り組んでいた素晴らしいことを
売上が10倍、100倍になってもできるようにしくみ化する必要があるのです。

こういうしくみをつくるのが、マネージャーの仕事。

たまたま最近読んだ、アマゾンの元社員さんが書かれた本の中で紹介されていましたが、
アマゾンでは常に「scalableかどうか?」という視点が重視されるそうです。

住宅会社でも、営業や設計、工務の各リーダーは、
自分たちの取り組みが、今の10倍の組織になっても継続可能かどうか、
という視点でしくみをつくっていく必要があるでしょう。

日本人がかなり苦手とするものの考え方ですが、
マネージャーはチャレンジすべきことだと思います。
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