鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

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【第1295回】 反対するなら、代替案を持って反対する

2014年07月18日 | 住宅コンサルタントとして
個人個人によって、考え方や価値観は千差万別。
それは素晴らしいことで、逆に皆が同じ価値観、同じ意見だと
かえって進化していかないと思います。

大人になるということは、自分の価値観とは異なる考え方に対し、
受け入れられるかどうかということが大きなポイントだと思います。

自分と異なる意見・価値観を持っている方の考えも一旦、素直に受け入れながら、
それで自分がどう思うかということを深く考えることは大切なことです。

当然、一度は受け入れたものの、やっぱり自分はこう思う、ということもあるでしょう。

よくあるのは、会社がこれまでやってきたやり方を改良するケース。

こういう場合、賛成しない方もいると思うのです。

賛成・反対はひとそれぞれ。
ただ、ちょっと納得できないのは、ある人の意見に反対はするものの、

「じゃ、あなたの意見は?改善案は?」

と尋ねると、自分はこう思う、という答えを持っていないのですね。

答えを持たずに、反対ばかりしているのです。

現状から変わることが嫌なのですね。

ビジネスの場でも、例えば集団的自衛権や外交、原発の問題でも、
反対する方もいると思うのです。

ただ、反対するのだけではなく、

「じゃ、どうすればいいと思う?」

という問いに答えられるだけの考えを持って反対すべきではないか、と個人的に思います。

皆さんは、何かを反対する際、自分の意見を持って反対していますか?
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