鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4859回】 会社の立て直す順序

2024年04月19日 | 住宅コンサルタントとして
なかなか結果が出ない住宅会社さんの業績を立て直す。

この場合、立て直すには順序があります。

この立て直す順序を間違うと、
不調が延々と続いてしまうことになります。

では、まず最優先でやるべきことは何か?

それは、過去お引渡ししたOB様、
今建築中のお客様に誠心誠意向き合い、
お客様が困っていることを解決することです。

過去の対応の悪さを認め、謝罪し、対応する。

今、建築中のお客様に対し、
報告をこまめに行い、誠実に対応する。

まずはここを徹底定期やる必要があるのです。

次にこれから建築するお客様の現場がスムーズに進むよう、
着工前の図面の整備、図面の確認を皆で全力で行い、
スムーズに現場が進むように段取りを盤石にして
工事をスタートさせることです。

また、図面の精度が高くない会社は、
図面の精度を高めるために、
それが出来ている会社に学びに行くことも大切です。

このように、ご契約させていただいたお客様に対し、
契約内容の家を品質面や仕様面で正しく建ててお引渡しをする。

この当たり前のことができるように体制を整えることこそ、
業績改善のためにまず取り組まなくてはならないのです。

商品をどうするのか?
集客をどう強化しようか?

そんなことを考える前に、まずはお客様が、

「この会社に頼んで良かった」

と思っていただけるような家づくりをちゃんと行う。

これが出来てから、
いろいろと新しいことにチャレンジしなければならないのです。

正しい順番。
皆さんは理解できていましたか?

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