鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2910回】 一流のお店にいくことが最高の勉強

2018年12月18日 | 住宅コンサルタントとして

我が家の教育方針の一つに、一流を体験させておく、ということがあります。

 

私自身、一流と言われるお店にはじめて行ったのは、

前職時代に師匠に連れて行っていただいたお店でした。

 

お金が全く無い私だけでなく、家内も誘っていただき、

しかも京都から東京までの新幹線の切符も師匠が用意して下さいました。

 

そのお店ではじめて受けた、一流のおもてなし。

 

美味しい料理に最高のおもてなしが加わって、

食事が空腹を満たすものから

最高のエンターテイメントになることを理解できました。

 

そしてこういうお店に自腹で来れるようになりたい、と思い、

「仕事で成果を出し、稼ごう!」という気持ちにもなりました。

 

あの体験を2005年12月にしていなかったら、

ひょっとしたら今の自分は無いかもしれないです。

 

そしていろんなお客様に対しての対応や手紙の書き方なども

その経験をさせていただいてから変わりました。

 

一流店は、料理が美味しいのはもちろん、

器や飾ってある絵画やお花、店舗デザイン、

そしてスタッフの対応まで全てが勉強になります。

 

オーナーシェフ自らご挨拶に来ていただいたりして

お話をさせていただくと、もう人としても素晴らしいことが分かります。

 

美味しい料理と素敵な時間を楽しんでいただこうというお店は、

やはり経営者が人として一流なんですね。

 

だから商品やサービスを磨くだけでは片手落ちで

自分を磨き続けなければ、お客様を惹きつけ、

お客様に応援していただけるお店にならないことを理解することができました。

 

一流のお店から学ばせていただくことは、とても貴重。

 

一流店にはじめてお伺いしたのが33歳と遅かったので、

子どもには早めに体験してもらった方が良いと思い、

定期的に子どもと食事に行っています。

 

ただ、やはり育ちざかりの高校生。

食事はエンターテイメントといよりも、

空腹を満たすための手段という色の方が強い感じです。

 

繊細な日本料理やお鮨だと、まだ満足度がそれほどなんですね・・・。

 

焼肉やイタリアン、中華の方が満足度が高いのです。

 

それでも、一流を体験させておくことが、

将来きっと何らかの役に立つだろうと思っています。

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