鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4083回】 会社・営業マン・商品のいずれかで、ライバル営業マンに差をつける

2022年03月05日 | 住宅コンサルタントとして

数ある住宅会社の中で、どの会社に家づくりを託すのか?

 

お客様が決断するにあたり、

その決断に影響を与える要素は、

お客様一人ひとりによって異なりますが、

会社、営業マン、商品、価格の総合評価で、

お客様は最終的に決断されます。

 

数多くの営業マンの接客を調査分析した結果、

売り続けている営業マンは、会社と自分を売り、

売れない営業マンほど商品と価格の話が中心です。

 

商品で差がつきにくくなる一方ですから、

商品の話しかできない営業マンが、

お客様から支持されなくなるのは宿命です。

 

そしてセンスある営業マンほど、

会社の思想や取り組みをお客様にお伝えし、

お客様に好印象を持っていただくことが得意なのですが、

問題は、あまり歴史や実績が無い会社の場合、

会社のことについて、語るポイントが無い、と

営業マンは考えがちなのです。

 

でも、結局のところ、

センスがあって売りまくっている営業マンは、

歴史や実績がなかろうが、商品と価格以外の部分で、

ライバルの営業マンに圧倒的な差をつけているのですね。

 

会社説明の場合、実績などはそれほど無くとも、

自社が誇れる部分は、探せば数点、出てくるものです。

 

その自社の強みが、如何に失敗しない家づくりに大切か、

ということをお客様が理解しやすいように、

センスある営業マンは話を組み立て、

楽しい雑談の中でお客様に伝えているのですね。

 

また、自分の売込みも非常に上手です。

 

なぜ自分はこの仕事をやっているのか?

この仕事を通して、どういうことを実現したいのか?

この仕事のやりがいは何か?

実際、自分が携わったお客様が新しい家を建てて、

その後暮らしがどう変わったのか?

 

こうしたことを楽しく伝えながら、

私に任せていただければ、

あなたを最高に楽しい家づくりの旅にお連れします、

ということをお客様に理解させているのですね。

 

なぜ、この仕事をしているのか?

この仕事を通じて、何を実現させたいのか?

 

この2つは、営業マンであれば、

絶対に上手にお伝えできなくてはなりません。

 

みなさんは、出来ているでしょうか?


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