鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4938回】 広告代理店や広告制作会社にお金を払うのではなく・・・

2024年07月07日 | 住宅コンサルタントとして
これまでの住宅会社の経営では、
とにかく自社の家を見ていただくことや
自社のモデルハウスや見学会場に来場していただくために
膨大な広告宣伝費を湯水のごとく使ってきました。

来場者数の確保のために、
来場するだけで1万円から3万円ほどの
来場プレゼントをお付けして、
更にその告知のために、莫大な広告費を使う。

単価が高い業界なので、
こうしたことをやってもまだ採算ラインに乗りますが、
他業種の方からすれば、頭がおかしいのでは、
と思われていることでしょう。

そして多額のプレゼント目当てで来場する方は、
思いっきりテイカーの方が多いので、
とにかく客層が悪くなってしまうのです。

テイカーとは、本来であれば敷地内にすら
入ってきてもらいたくない人種ですので、
関わらないようにしなくてはなりません。

ということで、大手ではない地域密着型の住宅会社は
どのようにお客様と出会っていくべきなのか?

もう本当にこの住宅業界の永遠の命題に
回答を出すときが来たのでは、と思っています。

結論は、現在、大量にお金を払っている
広告制作会社や広告代理店、プラットフォーマーではなく、
全く別のところにお金を使っていく、ということです。

これぞ、生きたお金に使い方ですし、
皆がハッピーになっていく手法なのです。

この秋からの販促費の使い道を
クライアントの皆様と共に一気に変えていきたいと思います。

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