これまでの住宅会社の経営では、
とにかく自社の家を見ていただくことや
自社のモデルハウスや見学会場に来場していただくために
膨大な広告宣伝費を湯水のごとく使ってきました。
来場者数の確保のために、
来場するだけで1万円から3万円ほどの
来場プレゼントをお付けして、
更にその告知のために、莫大な広告費を使う。
単価が高い業界なので、
こうしたことをやってもまだ採算ラインに乗りますが、
他業種の方からすれば、頭がおかしいのでは、
と思われていることでしょう。
そして多額のプレゼント目当てで来場する方は、
思いっきりテイカーの方が多いので、
とにかく客層が悪くなってしまうのです。
テイカーとは、本来であれば敷地内にすら
入ってきてもらいたくない人種ですので、
関わらないようにしなくてはなりません。
ということで、大手ではない地域密着型の住宅会社は
どのようにお客様と出会っていくべきなのか?
もう本当にこの住宅業界の永遠の命題に
回答を出すときが来たのでは、と思っています。
結論は、現在、大量にお金を払っている
広告制作会社や広告代理店、プラットフォーマーではなく、
全く別のところにお金を使っていく、ということです。
これぞ、生きたお金に使い方ですし、
皆がハッピーになっていく手法なのです。
この秋からの販促費の使い道を
クライアントの皆様と共に一気に変えていきたいと思います。