鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1301回】 年齢を重ねれば重ねるほど、謙虚にならないと・・・

2014年07月24日 | 住宅コンサルタントとして
過去の自分を振り返ると、仕事に関しては絶対的な自信(というか、過信です)があって、
自分の領域であれば、誰にも負けない、自分が一番だと思っていました。

そして大いなる勘違いですが、仕事は自分一人で出来るとも思っていました。

まあ、今、思い返せば、かなり痛いですね・・・(笑)。

これは40歳を迎える頃から感じるようになったのですが

・自分一人で出来ることなんて、たかだか知れている
・自分が出来ない部分は、その道の超一流の方にドンドンお願いする
・一流の人に一流の人をドンドン紹介していただけるよう、自分を磨く

ということを日々、意識しています。

クライアント様のさまざまな問題点やお悩みされていることに対し、
ベストだと自分が自信を持って対応できるような対応をしたい、という気持ちですかね?

ですから、ビジネスパートナーさんのお力を借りまくっています。
もしくは、各分野のスペシャリストであるクライアント様のお力を借りまくっています(笑)。

要はお客様にとってベストな対応が出来れば良い訳で、
それを自分がやらなくとも、コーディネート出来ればいいのでは、と思うようになりました。

まあ、自分のことなんざぁ、どうでも良い訳です。

20代、30代の頃、自分の周りには同じ歳ながら、そういう価値観を持っている人がいました。
でも、自分の20代、30代前半はそうではなく、「自分が、自分が・・・」という感じでした。

歳を重ねる中で、少しずつ、自分を客観視できるようになったのかな?

まあ、大したことが無い分、もっといろんなことを学ばなくてはならないし、
しっかりとした準備をしなくてはならないし、
こんな自分のために時間をつくって下さっている方に感謝しなくてはならないと思います。

逆にいい歳なのにも関わらず、未だに「俺が、俺が」というオーラが出ている人を見ると、
ちょっとかわいそうになります(←って、私も昔、思われていたんだろうなぁ、とも思います)。

若い方が主役であって、いい歳のオッサンは引っ込んで裏方に回らないといけませんよね。
そうすることで、若い方も働きやすい環境が出来ますし、また成長出来るのでしょう。

年齢を重ねれば重ねるほど、謙虚になる。
皆さんは出来ていますか?
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