鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1114回】 5年後、どういう会社でありたいか?

2014年01月18日 | 住宅コンサルタントとして
経営という仕事を定義づけするといろんな表現方法があるかと思いますが、
最近、いろんな方にお伝えしているのが、

「5年後、自社がどうなっていたいか?
そこと現状の自社の差は何か?
その差を埋めるために、何をどうすればよいのかを考え、何を行動するのかを決定し、
その決定したことを実行していくこと」

ということです(←長っ!)。

もちろん、

「変転する市場と顧客ニーズに合わせて、自社をつくりかえること」

も経営者の仕事だと思います。

まあ、何が言いたいのかというと、自社の数年先の理想像をイメージ出来ていないと
経営の舵は切れないということなのです。

そういう意味で、経営者の仕事とは、

「自社の将来のあるべき姿をイメージすること」

と言えるでしょう。

自社を将来、どうしていくのかを決められるのは、経営者ただ一人なのです。

しかしながら、良い家づくりに取り組んでおられる地元工務店さんの経営者やそのご子息は、
ただただ良い家をつくることだけを考えていて、
自社の将来をイメージすることをほとんどしていない方も多いなぁ、と感じます。

商品の改良のことを常に考えている経営者は多いのですが、
「自社の5年後はこうなっていたい」というイメージが無いため、
経営の部分に関しては行き当たりばったりなのですね・・・。

地元に密着した工務店として、自社の5年後、10年後をイメージする。
そのイメージと現状との差を認識する。
その差を埋めるために、今、何をして翌年、何に取り組むのかを決める。

こうした考え方を持った中小工務店の経営者が増えるといいなぁ、と個人的に思っています。

皆さんの会社では、5年後のイメージは明確ですか?
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